監督が代わったアニメシリーズは「別の作品」

この前紹介した、以下の、ユーフォ3の監督のインタビューだけどさ、

www.animatetimes.com

この監督。インタビューアが「公美子が先生になったら、どんな先生になってほしいですか」って聞かれて、

  • いつまでも、馬鹿な彼女でいてほしい

みたいなことを言ってんなw まんま、俺が主張した「精神年齢の低さ」仮説そのものだったな。公美子ちゃんは、高校生だけど、

  • 精神年齢は小学生

として、アニメを作りました、って正直に言ってるのと変わらないよね。そして、先生になっても、いつまでも、精神年齢は小学生でいてほしい。
これさ。そもそもの、ユーフォ3のメッセージそのものなんだよね。
以下の記事は私は「読んでいない」んだけどw、これを見てびっくりしたのが、ここの記事の最初に載っているユーフォ3のポスターなんだよね。

realsound.jp

「〇〇が好きだから...」と中央に縦で書いてあって、公美子と麗奈と真由が写っているんだけど、この「〇〇」って、アニメを見た人には一目瞭然で、つまり「音楽」なんだよね。「音は裏切れない」っていう

  • アニオリ

のセリフが12話の公美子と真由の会話、公美子と麗奈の会話で登場するわけでね。
あのさ。
こんなこと

  • 原作のどこにもない

わけ。つまり、完全にアニメ版のメッセージ。でもこれって、つまりは「実力主義」のことを言っているわけね。この実力主義の「起源」ってどこにあるかというと、一年生編で滝先生が部活動を始めるときに、部員に「全国を目指す」か、「仲良くワイワイ」で適当にやるかを選ばせたときに生まれた概念なわけ。
そして、さ。これを巡って、この3年間。さまざまな「対立」が部内で生まれて、多くのドラマがあったわけ。そして、さ。原作はなんと、3年目にして始めて、公美子がこの「実力主義」に

  • 妥協

する姿が描かれて終わっているの。ところが、アニメ版は完全にこの、公美子の「大人になる」側面が削除されている。

  • いつまでも「小学生(の精神年齢)」

で、

  • だって、滝先生が「実力主義」が「正しい」って言うんだから、「実力主義」じゃなきゃダメ

って、駄々をこき続けて、そのまま卒業しちゃった、って作品になっているの。
つまり、「実力主義=音の奴隷」だね。音が「答え」。これに絶対に従わなくちゃならない。どんな理由があれ。そうすれば、

  • 全国金

を毎年とれるよ、っていう「ノウハウ本」になっているw まあ、それを実際にやったことを自慢するアニメなんだわ。
あのさ。
実力主義」より、人生で大事なことなんて、いっぱいあるんじゃない? そんなに全国金をとることは大事? 公美子が3年以降も、この「実力主義」で、毎年、全国金を取り続けたことが

  • 北宇治の<誇り>

なの? そんなことのために、公美子たちの部活動はあったの?
あーあ。完全に、響け!ユーフォニアムという作品を「破壊」した京アニ...。