2008-02-23から1日間の記事一覧

大江健三郎「政治少年死す」

大江健三郎の、「セヴンティーン」の第二部である。主人公が、左翼のリーダーを刺殺してから以降は、ちょっと、煩雑になって、まとまりがなくなっていくけど、それ以前の筆力は、やっぱり、大江健三郎だ。これだけの、密度のものを書くというのも、さすが、…