「我が心のオルガン」

イ・ビョンホン主演の韓流映画。1960年代の田舎の山の中の小学校が舞台。イ・ビョンホン演じる新人教師がこの田舎の小学校に赴任してきたが、ふられて教師としてやっていく自信をなくし、逃げるように学校から去っていくシーンで作品は終わる。それはいいんだが、エンドロールで、後日談のように、実はハッピーエンドになったんです、みたいなことをにおわすのは、どうなのだろうか。なんで、エンドロールなんていう短かくおまけみたいなところで、作品全体の色彩すべてを台無しにするようなことをするのか。どうして、悲劇ならそれとして、作品にできないのか。これが、韓国流の理気の哲学なのか(理気の流れが収まるところに収まらないと気持ち悪いというやつ)。

我が心のオルガン [DVD]

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