川上未映子「戦争花嫁」

最近話題の作家ということで、ちょっと読んでみた。こういう、印象(=芸術)をうんぬんする文章(それは、哲学も同じですが)は好きじゃない。こういう外国語に訳せない、日本語だけでの表現しか考えていないものは、ついていけない。でも、そういったものは、いわゆる、海外の商業ポップ・ミュージックなどでは、常識のようになっている面はある。たんに、明晰に書けばそれでいいんじゃないのか。芸術家を演じることに疲労する。

早稲田文学1

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