アメリカ軍

今回の、videonews.com ですが、映画「告発のとき」「リダクテッド」「アホでマヌケな大統領選」の紹介だった。
湾岸戦争の特徴は、主要メディアが、完全に、アメリカ軍の残虐行為を、お茶の間から排除したことでした。徹底的に、テレビに、血を見せない。
しかしね。それは、テメーカッテにジョーホーをコントロールしてるつもりになってる主要「マスメディア」の中だけの話だ。
鬼畜と化した、アメリカ軍の狂気の所作は、そこら中に、あふれている。
インターネットに、である。しかし、その映像のソースは一体どこから?
アメリカ軍人、一人一人、なのだ。彼らは、ケータイをもち、自分たちの、狂った、イラク人、破壊行動を、すみからすみまで、ケータイの動画として、すべて録画しているのだ。
みんな、やってるのだ。
どんどん、ネット上に、あふれている。イラク人の人格を無視され、オモチャのように、扱われ、壊される姿が。
まさに、このアメリカ軍人の姿は、昔の帝国日本軍の所作。
侵略側は、そもそもその土地の人間ではないから、現地の人を、残虐に扱いやすくなる。侵略が正当化されている状態で、どうやって、そういった人々をとりしまるのか。とりしまるということは、侵略側にとっては、自分たちの戦力を制限するということだ。もしかしたら、その自戦力の縮小が、戦局を悪くするかもしれない。
だから、兵隊は、自軍の足元を見る。
そもそも、戦場において、敵は、裸ではない。いつ、反撃を受けるかわからない。
そう考えると、あらゆる、自軍の非道行為は、この一点において、免罪されるのではないか。
今回も、問題になったのは、アルグレイブ刑務所という、完全に敵が非武装化されている状態での、鬼畜行為でした。では、そうでないところでの、アメリカ軍人が、何をやっていたのか。
軍隊とは、そもそも、そういった傾向のあるところなんですね。
私は、こういったものと、思想的「超越」の発想がむすびつくとき、ホロコーストのような発想と実行は、すぐ目の前にあるのではないか、と思っている。