NHK・にっぽんの現場「300円定食が幸せ運ぶ労働者の町」

横浜、寿地区は、芦屋などと並ぶ、日本の、日雇い労働者の町、だ。
この番組では、NPO 法人が運営する、「さなぎの食堂」が紹介される。ほとんど、定食が、300円、ということで、安い。
この安さが、どのように実現されているのか、ということだが、コンビニ弁当、の、消費期限前のものを、もらい受けるなどして、ということだそうだ(そのため、消費期限を守るため、その場で食べてもらう、ということだ)。
こうやって、余った食料を、NPO があつめて、ということなのだが、これはこれで、運営は大変だろう。
ただ、こうやって、わけありの人たちが、簡易宿泊所で、生きている姿は、私たちを、勇気づけないだろうか。
彼らが、生きられる国、だから、日本という国を誇れるのじゃないのか。なぜ、そのことが分からないのか。
前にも紹介したが、アフリカの飢えた子供を心配するのもいいが、この国が生きづらい状況を直視せず、この国に他国の手本となるユートピアを実現していく努力をせず、他国に干渉しようとするなら、その意図の不純さを疑われることになるだろう。