第二の国家

よく考えてみると、なぜ、国家は複数存在しないのかは、不思議だ。つまり、日本列島になぜ、一つの国家しかないのか。
それは、沖縄やアイヌは民族が違うのだから独立すべきだ、とか、会津などの東北は、明治維新で、対立したのだから、独立したっていい、とか、そういうことではない。
そうではなく、同じ地域に、二つの「国家」があって、なにが問題なのか? ということなのである。
私たちが携帯電話の契約をしたいとき、当たり前のように、複数の電話会社があり、そこから選べる。だったら、国家だって選べていいはずだ。
今の国家の何が問題か?
一言で言えば、競争がないことだ。面倒になると、全ての「苦労」を国民に押し付ければいい、と国家は考えている。どうせ、その国家に代わるものがないからだ。
しかし、もし、二つ国家があれば、自分はどちらの国籍になるのかを選べるであろう。そして、自分にとって、サービスのいい方を選べる。
森本防衛大臣は、国民に原発の必要性を分からせるために、毎日、2時間の停電を行え、と言ったそうだ(こいつは、最近起きた、沖縄の少女レイプ事件を「事故」と言い続けたそうだが、こんな
鬼畜
を、いつまで、私たちは、「大臣」呼ばわり、しなければならないんですかね orz。)
私は、この森本とかいう奴が、防衛大臣をやっている
国家
の国民でいたくないから、「第二の国家」を早く作ってもらって、そこの国民にさせてもらえませんかね。原発の電気を買わない権利を認めてくれて、毎日2時間の停電を強いられない方の国家に住む権利を与えてもらえないでしょうか?
福島の高濃度放射線地域に住民が住む「権利」が認められるんだったら、こういった「リバタリアニズム」も、許してもらえませんかね...。