フェミニストは旗(はた)を上げろ!

今回の都知事選挙は、小池百合子による「情報戦略」に、東京の女性たちが乗ってしまうのか、そうでないのかの戦いだと思っている。小池は選挙の「プロ」であり、自民党のネット工作の「プロ」である。つまり、東京の女性たちが、こういった

  • 小池の<謀略>

に、まんまとはまってしまうのかどうかが問われている、と思っているわけである。
小池は非常に「うまい」戦略を行っている。一方で、鳥越が「女性の敵」「家族の敵」であるかのような「報道」を、新聞に載る週刊誌の広告の一言コメントで

  • イメージ操作

を行い、鳥越に投票する東京都民のモチベーションを下げさせ、他方で、「女の自分は男社会で疎外されている」というアピールを行うことで、それを助けたいという感情を同じような境遇にある、東京の女性たちが小池に投票するモチベーションを上げさせる。
大事なポイントは、この両方ともが

  • 欺瞞

だということだ。つまりこれは、「小池が東京の女性を<騙す>」ことで、「小池が東京の女性を<操ろう>としている」ということを意味する。つまり、東京の女性は小池に「だまされていいのか」が問われているわけである。
ここにおいて、問題とされるのは「フェミニスト」たちであろう。
フェミニストは、こういった形で、小池百合子に「喧嘩を売られている」わけである。つまり、東京のフェミニストは小池に馬鹿にされているわけである。

  • 東京の女は馬鹿だから、この程度の策略で「騙せる」
  • 東京の女、「ちょろい」ぜ

って。このままでいいのだろうか?
よく、「旗色(きしょく)を鮮明にしろ」と言う。つまり、「旗(はた)を立てろ」ということである。あなたは、どちらなのか? 小池に操られて「世論操作」された側でいるのか、そうでないのか。

女性と人権全国ネットワークのページです! projectjapanwomen.net/#!【都知事選】候補者に関わる「性暴力被害」報道に関しての意見表明と、鳥越候補への政策要請/c130o/5796efaf0cf2879d00bb42fe
@knakano1970 2016/7/28 20:20

「女性と人権全国ネットワーク」
性暴力被害者の支援にあたっては「当事者の意思を尊重し、その安全に配慮すること」が何よりも重要です。
たとえ近親者であっても、性暴力被害について本人以外が語ることは、適切ではないと考えられています。本記事は、そのような点でも、大変問題のあるものです。
@knakano1970 2016/7/28 20:20

editor.fem.jp/blog/?p=2597
女性・子ども・都民の暮らしを破壊する核武装都市ねらう小池百合子氏vs平和と暮らし守る非核都市で女性・子ども・障害者に優しい東京つくる鳥越俊太郎
@knakano1970 2016/07/28 21:54

女性勝手連「女性と人権全国ネットワーク」という「女性に対する暴力被害当事者の支援」に専門性を持つ女性たちが中心となったグループから、このような声明が出されたことに、多くの皆さんの注意を喚起したいと考えます。なぜなら、「性暴力被害」を「政治的に利用する」ことは許されないからです
@knakano1970 2016/07/28 21:59

私は小池百合子に対して、ふつふつとはらわたが煮えくりかえる怒りが湧いてくる。鳥越が都知事選に立候補してから、2チャンネルを見てみればいい。
そこら中で、鳥越への誹謗中傷が書き込まれている。ボケ老人だとか、ろれつが回っていないとか。鳥越が立候補の席で、ガン健診の百パーセントを主張したとき、彼を嘲笑した奴らを絶対に忘れない。
なんのことはない。相模原市の植松容疑者と本質はなにも変わっていない。弱者をけなし、弱者に税金を使うことに絶対反対し、エリートにだけお金を使え、弱者は切り捨てろ。
財務省の口車に乗せられて、国は借金だらけだ、無駄な支出を減らせ。その財務省に「おべっか」を使いたがり、自民党電通に「おべっか」を使いたがり。なんのことはない。自民党が障害者にやってきたことの「延長」上に、植松がいるだけであって、植松が自民党の向いてる方向の先を行こうとしただけではないかw

そもそも以前は、サービスを利用した場合の費用負担は障がい者の支払い能力に応じた「応能負担」だった。ところが、2005年、小泉政権下で障害者自立支援法が成立すると、サービスにかかる費用の1割を当事者が負担する「応益負担」となった。そのため、障がいをもつ人やその家族は急激な負担増を強いられ、なかにはサービスを受けられなくなるケースもあり、障がい者の尊厳と生存権さえ奪うものだと大きな批判を受けた。
その後、障害者自立支援法民主党の野田政権で廃止が閣議決定されたものの、骨格はほぼ同じままに障害者総合支援法へと名称を変更。そして問題は今年5月、この障害者総合支援法を安倍政権がさらに「改悪」させたことだ。法改正では新サービスの提供の一方でグループホームに入所している軽度障がい者が追い出しの対象になる懸念や、批判の強かった65歳になった障がい者には半強制的に自己負担が発生する介護保険に移行させられる制度がそのままになるなど、給付の削減を押し進めるものとなった。
「障がい者を殺せば税金が浮く」植松容疑者の狂気は自民党政権の障がい者切り捨て、新自由主主義政策と地続きだ|LITERA/リテラ

よく考えてほしい。小池百合子自民党のネット工作員の親玉であるということが、何を意味しているのかを。上記の鳥越への誹謗中傷。全部、彼女がネット工作員を使って、お金で書かせたのと、ほとんど同じわけでしょう。ネット炎上はそもそも、数えるほどのアクティブ炎上ユーザーはいないと研究されている。その数えるほどって誰? そりゃあ、自民党が、わざわざお金を払ってやらせている奴に決まってるじゃないですか。
小池百合子自民党のネット工作員の親玉だということは、なにを意味しているのか? 彼女は、ネット上のネトウヨによる罵詈雑言をずっと見てきているわけです。「サヨク」への侮辱だろうが、なんだろうが。つまり、彼女は「それ」をたださなければなんて一度も思ったことがない、ということなんです。こういったヘイトが行われているのを、見て、なにもしてこなかった人なんですよ。
ほんとうに、恐しい、と思いませんか!
彼女がネット上の罵詈雑言を、むしろ、さらに「燃料投下」して、炎上させて、お金でバイトを雇って、鳥越への罵詈雑言を書かせている。ネトウヨの男たちを、彼女が、手足のように

  • 操って

ああいったヘイトを「書かせている」わけですよ。恐しくならないですか。
こんな選挙。許していいんでしょうかね。
今日、始めて、渋谷のハチ公前の鳥越さんの演説を聞いたが、彼が力強く、柏崎刈羽原発を止める、廃炉にする、と言ってくれた姿を見て、私は心の底から感動した。彼こそ、東京の顔にふさわしい。東京の良心そのものじゃないか。彼で東京オリンピックを迎えてほしい、世界に誇れる顔だと思った。それに比べて、小池がって orz
選挙を前にして、東京のフェミニストたちよ。自分が「どっち」なのか、フラッグを立てろ! それを公衆の面前で誇ることで始めて女性たちはこの東京に、その自らが「立つ場所」を確保できるのだろう...。