映画「ドリーム」を見て

映画ドリームを新宿で見たのだが、とにかく混んでいた。三人の黒人女性が主人公の、アメリカのNASAソ連と宇宙開発競争をしていた時期の、まだ人種差別がおおっぴらに行われていた時代のアメリカを描いたものであるわけだが、ある意味、どうやってアメリカにおいて、黒人たちの地位向上が行われてきたのかをよく描いていたとも思われた。
ある程度、「実話」をベースにして描かれたということではあるが、まあ、なんとも言えない、これが本当に実話なのかと思わせるような、どこか「漫画」のような、サクセスストーリーではあるが、よく考えてみれば、やっていること自体は、今のソフトウェア開発の現場とも似ているわけで、こういった黎明期を経て今があるのかなと、思わなくもない。
これは、アメリカ黒人女性のマイナーな問題を描いているのではない。
今のアメリカにおいて、トランプによる人種差別政策が次第に拡がろうとしている中で、これは今の日本人にも変わらない問題なのだ。日本人も、いずれ、トランプの人種差別政策が拡大するにつれて、より露骨にアメリカの中で差別されるようになる(これの逆が、小池党首の北朝鮮で行われた在日への「差別」政策であろう。小池党首は自分たちの政策と同じ方向でない人たちと合流はできないと言っているそうだが、一体、どんな「踏み絵」をふまされるんだろうね。恐しいね。例えば、小池党首は民進党からの合流条件に、前回の安保法改正賛成を言っているそうである。あの、ほとんどの憲法学者が「違憲」だと言ったあの安保法案にw 恐しいね)。しかし、それに「対抗」する手段は、

  • さまざまな局面

において、試されているわけである。戦いの最前線は、どこにでもある。こういった一人一人がその局地において、どういった行動をとるのかが、その後の「未来」を決めるわけである...。