新型コロナパニックの出羽守たち

まあ、ネット上では「出羽守(でわのかみ)」が日本は早く緊急事態宣言を出せ、東京はロックアウトをやれ、小池都知事がJRに「要請」をすれば、電車は「止め」られるはずだ、とかもう

  • パニック

エスカレートしていて、もう今にも自分が死にそう、ってくらいに「国家に殺される」っていう意味で、ヒステリーになっているんだろうなあ、とは思わなくはない。
例えば「韓国」であるが、以下のような事情があるわけであろう。

一般の医者には退職や廃業の自由があるが、軍医官や公保医にそれはない。
勤務地を離脱したり命令を拒否したら刑事処罰をうけることになる。彼らの医療活動は国家から義務付けられた行為であるからだ。今回のコロナ対応において、いの一番に「動員」されたのは公保医である。
2月末、全国の公保医の中から100名余りが韓国で最初に爆発的にコロナ患者を発生させた大邱慶尚北道地域に第一陣として派遣した。それは自発的な参加を募ったものではなく、国家による一律の指示、つまり拒否することのできない命令であった。
韓国でコロナ検査「世界最大級」のウラで医師が「動員」されていた!(崔 碩栄) | マネー現代 | 講談社(1/5)

韓国は今も、「北朝鮮」と「戦争」をしている。よって、韓国は

  • 戦時下

なのだ。彼らは「徴兵制」をされているし、それを拒否できない。対して、これを日本でやれるのか? 日本で、ベッド不足と言われているのは、町医者が風評などを嫌って、新型コロナの患者が来るのを嫌がっているわけであろう。彼らは、別に新型コロナの患者を受け入れなくても「経営」は成り立つ。なんで、そんな

  • 危なく、かつ、面倒くさい

患者ともしも関わらずに済むなら、どれだけ「安全」と思うだろうw
そうやって考えてみると、ヨーロッパの国々が「都市閉鎖」をしているのは、

  • 戦時下

のときの法律を使っているわけだ。つまり、これらは「戦争」が起きたときのための法律をここにもってきて、適用しているわけであろう。
また、台湾も市民に外出を禁止する、外出したら「逮捕」する、という形で強制している。つまりは、こういった国々は、民主主義がまだ未発達だからこそ、独裁制が残っているからこそやれる強制を、今回の事態に「流用」している、というわけで、普通に考えたら、そんな「強制」は日本ではできないんじゃないのかと「普通」には考えるわけであろう。
「夜の街」クラスターの話もでているが、夜の街は「アンモラル」な場所である。また、そうであるからこそ、そこが都会の

  • 心の共同体

になっている側面もある。また、だからこそ、ここには「プライバシー」が重要とされる。公的な立場の人が、そういった場所に行ったこと、そういったことが「公的」に暴露されることが、その人の「社会的地位」を危険にするし、また、「家庭」の人間関係を崩壊させる、とも考えられる。
だとするなら、この「夜の街」の「破壊」をそう簡単に国家が強制できるのか、は考えさせられるわけである。
また、大学生などの「若者」たちが、この「自粛」の雰囲気の中でKYに、「自粛を気にしません」と、パーティなどを繰り返している奴らも散見されている。もちろん、そんなことをネットに書けば、袋叩きにされるだろうが、彼らにしてみれば、まあ、ある種の「サイコパス」なのだから、街ががらがらで「空いててよかった」といった反応なわけであろう。
よく、大学の先生が、ネットで早く緊急事態宣言をしろ、ロックダウンしろでヒステリーになっているが、彼らが学校に帰れば、お前の授業を受ける学生たちのこういった

  • 不謹慎行為

に対して「道徳的に怒れるのか」が疑わしいわけであろうw 逆に言えば、お前たち先生が、自分の生徒たちが「命令」を

  • 聞いてくれない

から「国家がなんとかしてくれ」と言っているに過ぎないわけであろう。
つまり、「出羽守」たちは

  • きっと、外国「のように」やれば、全てがバラ色になる

という「幻想」に酔っているだけで、具体的にそれで「何が起きるのか」を、「出羽守」たちがイメージできているわけでなく、たんに、なんとなくの「イメージ」で、ふわっと

  • 強制

したい、って言っているに過ぎないわけだ...。