ハリルホジッチが照らすサッカー界

前回のカタールW杯では、トルコと日本が台風の目として注目されたわけだが、興味深いことに、この二つのチームこそ、大会直前で、監督のハリルホジッチを解任したチームであった。
明らかに、トルコはハリルホジッチの「影響」を大きく残したチームであった。そして、日本もそうだった。森保が前任の西野のときのコーチであって、基本的にその時の

  • 資産

を有効に活用して、今回の大会を戦った。
こういったこともあって、奇妙な形で、ハリルホジッチの「再評価」が起きている。
しかし、いずれにしろ、この二つの「ハリルホジッチの解任」は何を示しているのだろう? 日本はハリル以降、外国人監督を招集できていない。つまり、やってくれる人がいない。おそらく、これ以降ずっと、外国人監督を呼べないんじゃないか?
つまり、日本という国は、国がサッカーにお金を出していない。全部、スポンサーのお金だということが

  • ばれた

わけだ。よって、監督は絶対に自分がやりたいサッカーが「できない」。まさか、こんな国の監督になって、自分のキャリアを汚したくないだろう。
日本が「二流国」であることがバレたのだw 日本のハリルホジッチの解任は、本田が裏で手を回したことが理由であることは分かっている。完全に、2・26事件や、5・15事件と変わらない

  • クーデター

であったわけだが、西野は、その本田を本大会では「スーパーサブ」にような使い方しかしなかった。おそらく、本田は、この一連の流れの中で、

  • 喧嘩両成敗

のような感覚で、自分なりの「けじめ」をつける必要を感じたのだろう。言わば、結果として協会は

という形になったわけで、おそらくは、トルコでも同様のことが起きていたのだろう...。