嘘つきは東電の始まり

これだけ、福島第一原発のアルプス処理水の海への排出について問題になっているのに、下記の東電と役所が、地元住民に向けて行っている説明会について、ほとんど報道もされないし、この動画を見る人もいないのだろうw
ネット上では、あまりにも「幼稚」な

  • 文系

による「吹き上がり」が繰り返されているわけだが、あのさ。知らないんだったら、知ろうとしたら? 知ろうとしないで、政府の言うことをオウムのように繰り返して、もしそれが

  • 間違っていた

ら、お前は、どう責任をとってくれるの。お前が軽い気持ちでついた「嘘」が、結果として、どれだけの人に迷惑をかけることになるか、想像したことはあるの?
さて。以下で引用した個所は、福島の遠藤という人の客席からの質問の最初の方のやりとりの場面。ちなみに、ここで主に答えているのが、経済産業省資源エネルギー庁、参事官の木野正登という人らしい。

遠藤:核種が全部分かっている。それを調べればいいなんて、さきほど木野さん言いましたけど、まずは、放出された日。8月24日の福島民報の「みんなの広場」という投書欄があります。そこで、飯舘村の院長である本田さんが、「処理水、炭素14の説明を」という投書をのせているのはご存知ですか? 見てないですか? ちょっと短いので読みますね。
「東電第一原発の処理水の海洋放出が決まった今も、漁業関係者を中心に県民の不安は収まっていない。原因の一つに情報の開示や、説明に関して、政府や東電の姿勢に信頼をおきがたい面もある。処理水の生態系に対する安全については、もっぱらトリチウムの人体への影響ばかりが論じられているが、実際にはアルプスで処理できるのは62核種だけで、トリチウム以外にもとれない核種がある。特に心配なのは、炭素14という同位元素で、これは半減期が5千7百年で、トリチウムの12と比べても格段に長い。炭素が全ての生物にとって必須の構成元素である以上、深刻な懸念がある。今後、最低でも40年は続くとされる廃炉作業の全期間に必要となる海洋排出の過程で、どれだけの濃度の炭素14が環境中に放出され、どのような長期的影響を生物界とくに人体におよぼすのかについて、政府や東電から丁寧な説明はない。風評被害防止にとどまらず、こうした地球生態系への影響について、情報の公開をきちんと行うことが信頼回復のために欠かせない。」
こういう投書でした。それで、この前の日曜日に、あなたがたが、新聞折込で、14回目の、取り組みをお伝えしますの中で、みなさまからの質問にお答えしますのなかで、トリチウムと他の放射性物質の生物への影響の比較という図があって、トリチウムの影響を1とした場合に、炭素14は32、カリウム40は344、セシウム7は722と載ってるんですけど、この体内にとりこんだ場合の生物影響の比較。この生物影響とは、なにをもって、生物影響としているのか。なにをもって、炭素14が32倍、セシウムが722倍と言っているのか。科学的にお答えください。
木野:32倍とか722倍というのは、それぞれの放射性物質が放出する放射線の威力が分かっている、計算できる値です。
遠藤:そういう単純な数字ですよね。だから、人体に入った場合、口から体内にとりこんだ場合ってあるんですけど、内部被爆ですよ。ようするに、ですね。内部被爆なのに、そんん単純な線量計算でいいんですか?
木野:なので、内部被爆の計算も分かっているんです。科学的に分かっています。
遠藤:わかっていないでしょ。わかってないから、さっきのような回答になるんでしょう。ほんとにね、馬鹿にしてんのかって言いたくなりますよ。あなたがた、ほんとに分かっているのかな。わかってないんじゃないか。じゃあ、炭素14について一言だけ、フランスの放射線防護原子力研究所、IRSA。ご存知ですね。フランスの公設機関です。ここの放射線核種パックシート炭素14の影響という項目で、「炭素14は細胞構成成分のタンパク質、拡散、特に、拡散DNAに組込まれるため、その結果として、分子の切断をともなうDNA損傷が生じ、細胞が壊死したり、突然変異が誘発したりする可能性がある」。これ、フランスの公設機関が、こういうことを書いているんですよ。炭素14の危険性について。あなたがた、さっきさ。ヒラメの飼育して、生体濃縮はしないことを証明されたなんて言ってるけど、炭素14と同じですよ。トリチウムだって。生体濃縮して、有機変換すれば、同じようなことになる。それが、1:32かどうか、そこは厳密には分かんないけど、でも、生態系でどんなことが起こるかわかんないじゃない。やってみなければ、これから。それをさ。科学的かどうかなんてね。しかも、自分たちだけが科学的だと思って言ってるかのような、そういう態度で騙しの態度が絶対に許せないんだよ。
木野:内部被爆を含めて、科学的に今までの調査がされているわけです。そういう科学的に。
遠藤:いろいろな調査というけど、被害について認めてないじゃないか。カナダの論文は科学的じゃないとか。国内だって、玄海原発の回りで白血病が増えているって、事実として、あるじゃないですか。トリチウムの排出量が多い地域は、白血病が多いんですよ。そういう現実があるでしょ。そういう現実を見ようとしてないだけじゃないか。現実を見ようとしてないことが科学的なのか。以上です。
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東電は「科学的」と言いながら、自分たちの気に入らない研究は「非科学的」と言って無視して、取捨選択するw なんでお前らに、なにが「科学的」だかが分かるの? すげーよな。
東電といえば、そもそも今までの

を隠して、大量に作ってきたことが、もう「ばれている」わけでしょw ずっと、嘘ばっかり言っている。嘘しか言ったことがないと言ってもいいくらいに、嘘ばっかり。
いや。海に流すってこと自体がありえないと思っているわけ。だって、今の基準って、たんに「人体にただちに影響はない」ってレベルなわけ。生物濃縮とか、他の微生物に対してはどうかとか、まったく、調査もされていない。調べられていないから、分からないことなのに、つまり

を一切考えないで、32倍とか722倍とかを「えいや」で決めて、それが「科学的」とか言えちゃうような、そんな程度の、つまり、

  • 原発建設予定地の下に「活断層」があるのに「ない」と隠して原発を作り続けてきた

連中が言う「嘘」なわけ。こいつらは、ずっと、こういう「嘘」を言い続けてきたわけ。
なあ? なんで、そんな東電が検査して、しかも、検査の場に、第三者の調査機関を立会わせないで、第三者に独立して同様の検査を「させない」でw、東電が

  • 自称安全

とか言っていのを、なんで、信じられるの?