2008-04-19から1日間の記事一覧

鎌田慧『コイズミという時代』

鎌田慧といえば、いろいろ左翼的な立場から、労働問題を取材したエッセイを書いている人だが、あまり読んだことはない。けっこう前だが、videonews.com にゲストで来ていた。そのとき話していたのが、この本の話だったような気がする。 そもそも資本主義は、…

森永卓郎『誰がウソをついているのか』

森永卓郎って、テレビでコメントしてる奴のようだ。 日本の政府債務は800兆円を越える。GDPの1.5倍もの債務を抱えている国はほかにないのだから、国を救うためには、増税は避けられないと言うのだ。しかし、日本政府は債務も多いが、金融資産もたくさん持…

葦津珍彦『国家神道とは何だったのか』

この本は、神道の側からの、明治維新から戦後までの、国家神道論となる。 なかなか、おもしろかったが、神道側にとって、仏教の動きに大きく影響された面もあったようだ(対抗意識が強かっただけに、その動向はかなり詳しく書かれている)。 だから、キリス…