福本伸行のマンガのアニメ化。カイジやクロサワといった、傑作があるが(両方とも、最初の方くらいしか見ていない)、それらの作品の先駆的な作品であり、基本的なアイデアはすでにここにあると言ってもいいでしょう。そのアニメ化(26話)で、今回は、ShowTimeで見た。
作品そのものは、マンガであり、荒唐無稽だ。そもそも、そういったリスクのあるマージャンをやることを選択している時点で、違和感を与えるだろう。しかし、これを、人生でのいろいろな選択の場と考えれば、だれでも、そういったギリギリのなにかを、一度は関係しているんだとか考えられるのかもしれない。
結局、ギャンブルは、たんにゲームとみるなら、確率でしかない。しかし、ゲームとは、ある形式的なパターンをさしているにすぎなく、その前、その外、その中、など、いろいろな別の世界があるし、どうしてそういったものが、上記ゲームに影響しないと言えるか。
チキンレースをすることは、いくところまで行かなければ、決着にならない、と考えたときだ。たとえば、その場のゲームで勝っても、恨みをかえば、顔が割れているのだから、後で報復を受けるだろう。
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