藤沢周平の時代小説は、不思議な魅力がある。
主人公が、まったく、英雄的じゃない。ぐずぐずしてるし、冴えない。どんどん、周りにまきこまれて、不利な役回りになってしまう。
比較的多いのが、末端の地方武士。多少、江戸の町人の、技術者などが出てくる。この本は、武士が主人公というのはなかったかな。
- 作者: 藤沢周平
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1983/04
- メディア: 文庫
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藤沢周平の時代小説は、不思議な魅力がある。
主人公が、まったく、英雄的じゃない。ぐずぐずしてるし、冴えない。どんどん、周りにまきこまれて、不利な役回りになってしまう。
比較的多いのが、末端の地方武士。多少、江戸の町人の、技術者などが出てくる。この本は、武士が主人公というのはなかったかな。