2008-03-26から1日間の記事一覧

本郷和人『武士から王へ』

この本で、多少、おもしろいのは、最初の方で出てくる、源平の頃以降で、ある地主が、自分の土地を、野武士みたいな連中に取られたので、その土地は自分の権利の土地なので、裁いてほしいと、当時の天皇周辺に依頼したら、あっさりと、「それは自分の仕事じ…

藤沢周平『橋ものがたり』

藤沢周平の時代小説は、不思議な魅力がある。 主人公が、まったく、英雄的じゃない。ぐずぐずしてるし、冴えない。どんどん、周りにまきこまれて、不利な役回りになってしまう。 比較的多いのが、末端の地方武士。多少、江戸の町人の、技術者などが出てくる…

クロネコ

amazon で、本を買ったら、クロネコの宅急便で送ってきたんだけど、いなかったので、ネットで再配送を頼んだ。そのとき、近くのコンビニに送ってもらうようにしたんだけど、けっこう簡単にできた。宅急便は、夜中の時間指定はできないので、仕事している人に…

永田宏『貧乏人は医者にかかるな』

いつも通り、 で特集されたもの。 前に、年金について書いたが、同じことは、医療保険についても言える。この本は、医師不足に端を発っした、医療の今後について書いてある。 日本では、まず、小児科や、緊急医療での、医師の急激な不足が言われるようになっ…