ソフトバンクCM

この前のソフトバンクの、子供がケータイを買えとせがんでるときに、従業員の上戸彩の犬のオトーサンが、子供がかわいくない父親なんていない、みたいに言う話だが、ああいう、子供にせがませる場面をCMにするというのは、どうなのだろうか。
防犯を考えてケータイをもたせるという言い方は、まるで、現代において、犯罪は必須なのだから、もってない方が子供の養育の義務を放棄していると言ってるに等しいでしょう。そんなことを言うなら、国家がケータイを配給すればいいわけで、子供が自分の都合でそういうことを言うのは勝手だが、なんでそれを、売ってる当事者のCMで宣伝されなきゃいけないんだ。
そういえば、中学か、高校の学校の中でケータイを使って、その犬のオトーサンが、指導をしていると、奥さんの教頭が、叱りすぎはいけないというCMも、なんでそんなことを売ってる当事者にCMで言われなきゃいけないんだ、ということでしょう。学校がそれぞれ考えることで、なんでそこまで露骨にイメージ戦略をやるのか。
だいたいこのCM、犬が出てなかったら、ホノボノもあったものじゃない。
そこまで、国民をマインド・コントロールして、売りたいのか。品位もなにもあったものじゃない。やりたいなら、勝手に自分達で、ソフトバンクのケータイをもってないと退学させられる学校を作って、勝手にその中で、授業中でも、ピロピロ勝手にやらせる、そういう教育をすればいいでしょ。