BUMP OF CHICKEN「天体観測」

あいかわらず、ここのところ、iPod で、イヤホンで、音楽を聞いている。
仕事が終わった帰り道、ツタヤで、大人借りして、例の、フリーウェアで、歌詞を設定して、iPod に入れて、当日で、返す。
とりあえず、その日借りたのを、一日、iPod でプレーして(これがけっこう、充電もちますね)、気になったのがあったら、上記のフリーウェアで歌詞がとりこめてたら、ちょっと見て。ただ、最近のイヤホンは、密着型で、音がもれないのはいいんだけど、外の音もあんまり聞こえないんで、危険だとは思う。
店の棚には、店員のお勧めみたいに並んでいるので、そっから、適当に借りて。別に、これが、という目的はない。どこの店でも、店員のマニアックなのを、目立つように、置いてやがるので、という感じだ。
コーコーセーのようにお金がない、って感じじゃないので、ネットで探して、みたいな感じじゃないなー。最近は、winny とか使って、コーコーセーは、いろいろゲットしてんでしょーかね。
借りても、CDをとりだすくらいで、カードも見ないし、パッケージも見ない(どうせ、眠いし)。
そうすると、変なことになる。いっぱい、iPod にはいってるし聞いたことあるんですけど、まったく、顔が分からなくなるんですよねー。
別に、そういう偶像崇拝的な、興味もないし。いや、たんに面倒。もう、そーいうの、この年になると、どーでもよくなる。
それだけ。
なんですけど、そうすると、いかに長い間、私が商業音楽なんてものに、興味なく長い年月を過してきたかがわかる。そして、ある、ちょっぴりの、センチメンタリズムとともに。
こういうのは、子供たちのものだ。
子供たちは、こういった言葉に、毎日はげまされて、その日その日の、朝、ベットから飛び出して、学校に行くのだろう。このリズムのワンフレーズ、歌詞の一言が、彼らをエンゲージしていく、宝物なのだ。
こうやって、たんなる、どこにでもいる、オジサンとして、年を重ね朽ちていく、私たち世代は、おとなしく、次の世代の若いエネルギーを温かく見つめる、そんな時期なのだろう。
さて、掲題のバンドは、ちょうど、私や私の弟と、同世代になるだろうか。掲題の曲が、2001年、で、このアルバムがメジャー第一作で、2002年。こういう同世代が、こんなつい最近という感じもあるが、それはメジャーというなにかよく分からないバケモノを相手にしたときの話。むしろ、同世代、この第二次ベビーブーマーが、こういう表現の世界にぶ厚くでてこないところが、この世代の特徴なんですね。
まるで、若者が会話をするような、べらんめえ、で、まるで昔のフォークシンガーのような、そのつぶやくような、スタイル。ひとつの、そういう、日本的な、スタイルを確立し、支持された、そういうバンドじゃないだろうか。

「イマ」というほうき星今も一人追いかけている

むしろ、私は、もっと下の今のコーコーセーのような世代にどこか、期待のような、勝手なものを感じているのかもしれない。だからそれは、羨望でもあるんだろうけど。

jupiter

jupiter