けいおん

テレビアニメの、けいおん、というのを、とある地方局で、深夜やっていて、ここのところ何回か見ていた。今日が、11話だった。
バンドのメンバーの、ゆい、は、同じメンバーの、みお、が、みお、のクラスの友達と、親しげにしているのに、微妙な反応を示す。
ある意味、今回は、分かりにくいストーリーであったが、ゆい、の反応は、なんとも言えない解放的なものがあったのではないか。彼女は、敏感なのだ。ナイーブなところのある、ゆい、とは、そういう子供として描かれているのだろう。
学校とは、不思議なところである。
多くの、なんの関係もなかった「他人」が、一つ部屋に押し込まれて、何年か過す。このことが、どれだけ、異常な事態であるか分かるであろうか。それは、大人になってみれば分かる。そんな機会は、もう、ありえないことに。
学校、と、一言言えば、だれでもが、つーかー、で分かりあえるこの、共通感覚。
そして、その、子供の頃の、もう戻ることのない感覚。