ありがとうございました

今回の選挙は、ただただ、細川さんと小泉さんに、感動させられる毎日だったように思う。あれだけの、ご高齢になって、なお、

  • 戦ってくれた

ことが、なによりも嬉しかった。勇気をもって、脱原発を訴えてくれたことが、ただただ、嬉しかった。私には、それ以上の言葉が見つからない。
彼らの愚直に、無骨に、一途に訴える姿に、なにか、本当に大切なことを教えてもらったように思う。
本当に伝えたいことに、多くの言葉は必要ない。だれかが言っていたが、「巧言令色、すくなし仁。剛毅朴訥、仁に近し」だ。
今の世の中、本当に「巧言令色」な連中が多すぎる。まさに、「ああ言えば上祐」だ。また、そのレトリックなナルシスティックなまでに、自分が認められたい願望をダダ漏れさせていることに、なんの恥じらいもない。気持ち悪い。自分で自分の言葉に「酔って」いることにも気付いていない。
(私は、今回の件で、本当に左翼が嫌いになった。醜い連中に付き合っていられるほど、人生は長くない。せいぜい、いつまでも、勝手に、内ゲバをやってればいいんじゃないんですかね。どーでもいいけど orz。)
そんな中、ただただ、不器用なまでに、一途に脱原発だけを訴え続けた彼らの姿には、非常に心に迫るものがあった。
なによりも、こうやって、上の世代の人を尊敬できることが、嬉しかった。私たちは、どこか、いつまでも甘えていたいのかもしれない。
男が男に惚れる、とは、こういうことを言うのであろう。私は日本人で本当に良かったと今は思う。
生きていて良かった。
本当に報われた。
まさに、彼ら二人が、私がずっと言いたかったことを言ってくれた。勇気をもって言ってくれた。彼らは身をもって、示してくれた。「言っていいんだ」って。
彼らが語った一つ一つの言葉が宝物になった。私は一生、死ぬまで忘れないだろう。
...。今度は私たちの番なんじゃないだろうか。
彼ら二人に、恩返しをする番なんじゃないだろうか...。