なんとも言えない違和感

さて。クラブW杯であるが、うーん。なんとも言えない雰囲気になっているわけですよねー。そもそも鹿島は、リーグ戦3位のチームで、実際、夏以降、負けが続いていたりする。それが、CSの上位3チームのトーナメントで、下剋上しちゃって、クラブW杯まで、ここまで来た。
たかだか、クラブの3位のチームが「世界一」? 早い話が、なんじゃこりゃ、の状況になっている、ということであろう。このCSという制度は、どこから来たのか、と考えると、明らかに、日本のプロ野球のパクリのような印象がある。それは、日本のプロ野球パリーグが、地上波の放送もなく、少しでも収益を上げようと、考えた苦肉の策であったはずなのに、それがサッカーの方まで行っちゃうと、こっちって

  • グローバル

なルールでやっていると、みんな思っているから、「なんでこんなチームがw」という違和感がハンパないんだよね。
こんな奇妙なルールで国内最強を決めているのは、おそらく、日本だけなのではないか。それを世界のサッカー関係者が知ったら、あまりにもの異常な感じを思うのではないか。
しかし、こういったルールは、選手に責任はない。鹿島というチームは、日本国内の歴史を見れば、間違いなく国内を代表して栄冠を勝ち取ってきた。Jリーグの黎明期にブラジルのジーコが選手として活躍してから、今に至るまでブラジルサッカーとの深い繋がりもある。なぜこんな下剋上が起きているのかと考えれば、たんに夏場に主力がケガなどで戦列を離れていたのが戻ってきて、本来のサッカーができるようになった、と考える方が合理的なのであろう。
さて。鹿島はレアルに勝てるのだろうか? まあ、一つだけはっきり言えることは、給料対決では絶対に勝てないということw しかし、鹿島の伝統の「ブラジルサッカー」を「ベース」にした戦いは、結果がどうなろうと、基本的には、ここ何十年か続いている、

  • 南米サッカー vs ヨーロッパサッカー

の再現となる、と言うことができるのかもしれない...。