私は以前から、不思議に思っているのだが、なぜ総理大臣はいつまでもそのポストに座り続けたがるのだろう？ さっさと辞めればいいではないか。辞めて、自分が後継者と思うにふさわしい人にやってもらえばいいではないか。
そんなにこの国には人材がいないのだろうか？
宮台 しかし、このファックス自体についてはね、これは非常におもしろいと思いますね。安倍首相はね、自分や昭恵夫人が口利きに関わっていることは絶対ない。関わっていることが分かった場合にはすぐ辞める、議員も辞めるって言ってました。しかし、これは明らかに、谷さんという内閣総理大臣夫人付けっていう肩書を通じて派遣されているんだよね。答えているんだけど、菅官房長官が言うような話じゃないんですよ。菅さんの言うことはデタラメそのもので。つまり、口利きが無かったってこと書かかれている。そうじゃないよ。口利きしたら、財務省の理財局の当局が、それはできないと断っているのは、理財局の側であって、そういう意味で、口利いたことがむしろ明かしされている。さらにね。このファックスの二枚目の括弧４、工事費の建て替え払いの予算化について、というのはおもしろくてね、平成２７年度での予算での、簡単にいえば、建て替え払いの予算ができなかったんで、平成２８年度での予算措置を行う方向で調整中ですと書かれているの。つまり、ゼロ回答ではなくて、財務省理財局は、場合によっては便宜をはかってくれそうだ、っていうね、と回答しているじゃん。もろに口利きそのものじゃん。まさに口利きそのものの証拠なんだけど、菅官房長官は、口利きがしていなかったことがこれによって示されているって言うんだからもう、ほんとにポストトゥルースそのもので、笑えるよね。
（中略）
宮台 という問題ではなくてね、そういうコンテクスチュアルなことが機能するから実際、忖度政治が働いてね、結果として影響力を行使できるということが、誰にも分かっている。行使される側も、行使する側も分かっている。それを分かっていて、総理夫人の名を出してね、付きでもなんでもいいけど、調べさせたりとか、答えを得て、希望を抱かせたりとか、ということをやれば、それははっきり申し上げると、道義的に明らかに問題があって、問題があることを知ってるから、もし口利きをしたなんてことがあるんだったら、議員も辞める、っておっしゃってた。その意味でいうと、これは重大なことでね。まあ、普通でいったらこれはやっぱり、だれかが責任をとって、総理を辞めるとかね。理財局がこういう口利きに応じたということを理由にして辞めるとか。
VIDEO NEWS異常な民間人の証人喚問と「森友国会」の裏で着々と進む悪法制定の動き
安倍総理は辞めると言った。だったら、素直に辞めればいいじゃないか。なにを、ためらっているんだろう？ ぐずぐずしているから、籠池氏はどんどんと、攻撃を矛先を鋭くしていくわけであろう。
いさぎよく、辞めればいい。
だって。自分で安倍首相は辞めると言ったんだろ。自分で自分の言ったことに責任をとらなかったら、だれからも信用されなくなるよ。
というかさ。
もう、滅茶苦茶じゃないか。なんのために彼らは政治をやっているんだろう。今回の国会にしても、
って、もろネオリベじゃねーかよ。なんだんだよこの、売国国家は。日本の財産を、外資に売り渡してって、一体、日本の誰がこんなことを言ってんだよ。どこに、こんな法律に賛成している奴が、この日本にいるんだよ。
安倍が、アメリカに行って、「やれ」って言わされたんだろ。
もう、安倍。総理を辞めろよ。こんな法律をアメリカに作らされて。そこまでして、権力にしがみつきたいのかよ。
そういえば、日本特派員協会での、籠池氏の発言で、彼は次のように言っているんだよね。
籠池 しかも、気に入らないというんですかね。我々の学校の教育方針と、合わないのであれば、始めから入ってこないんじゃないですか。それは、方針が合わなくて入ってこられたのは、なにか事を起こすために入ってこられたんではないかな、というふうに思いますが。違うでしょうか。
「あいつは何かか隠してる悪いやつ」と印象操作することが目的 森友学園の籠池理事長が証人喚問を批判
まあ。見事に、安倍首相とか大阪維新が森友学園を彼らの教育改革の
- モデル校
として、これを全国に広めようとした方法が分かるよね。大阪はすでに、市営の幼稚園が次々と「廃園」にされている。これを、全国に広げていく。そして、全国に
を作っていく。そして、日本の幼稚園の全てが「森友学園」になれば、どうしたって、親は森友学園に通わせるしかなくなる。しかし、学校側は、
- 方針に合わない考えの子供が入ってきたら「スパイ」なんだから、どんな「虐待」もやっていい
というわけであろう。こうやって、日本中を「森友学園」思想に染めようとした、というわけだ。おっかないね。この国は、もう少しで滅びそうだ...。
