天皇騒動の理由

新型コロナのワクチンが、職域接種などで、医者や高齢者や基礎疾患のある人だけでなく、若い健康な人への接種が始まるやいなや、なぜか、急に配給が停止され、なぜかワクチン接種のスピードが止まった。
いや。医者や高齢者や基礎疾患のある人への接種が全然終わっていないのだから、確保していたワクチンの量が足りないなら、若い健康な人への接種なんて始めなければよかったんじゃないのか、と思うわけだが。
まあ、文脈的には、オリンピック関係者へのワクチン接種を「優先」したから、というふうにしか思えないわけだがw
うーん。あと気になるのが、「天皇」問題だ。
菅政権にとって、嘉納じごろう財団の話からして、今さら、「犯罪」に手を染めておいて、オリンピックをやらなかったら、国民を「共犯」にまきこめないことになるわけで、自分が牢獄にぶちこまれることを避けられない。彼らが今後も政権中枢に関わりたければ、なんとしてでも

  • 国民に「東京オリンピックを行う」こと自体を「支持」させることで、国民全員を、自分たちの嘉納じごろう財団を使った「犯罪」の共犯者にさせる

形にして、自分たちの「犯罪」を相対的に軽くすることによってしか不可能なわけで、なにがなんでも開催にはたどりつなかければならない、という政治的な動機は間違いなくあるだろう。
対して、なぜそこまでして、菅政権が東京オリンピックの開催にこだわるのかということを考えると、やはり、「天皇」問題を考えざるをえない。
つまり、東京オリンピックで、天皇は名誉総裁という立場で「宣誓」を行う。これは、以前の天皇が行っていたことでもあるわけで、つまり「慣例」ということになる。慣例なのだから、天皇は「断れない」のだ。
対して、菅政権は「天皇東京オリンピックでの宣誓を行わせた」という立場になるわけで、日本の国内政治において、大きな実績を残した政治家として扱われることになる、と考えている。
そう考えると、疑わしいのは、今の天皇自身が今だに、新型コロナのワクチンを打っていない、ということだろう。
なぜ打っていないのかは、言うまでもなくて、天皇がまだ、高齢者として優先的にワクチン接種の順番となる年齢になっていなかったから、ということになる。つまり、天皇側は自分たちが、国民に対して「優先的」に扱われたというふうに国民に見られることを嫌った。常に国民によりそう天皇であることを自称しているわけで、それはできなかったわけだ。
そう考えると、今回の「ワクチン不足」騒動は、うさんくさくなる。つまり、一瞬であっても、「一般の人への接種を開始した」という事実をもって、なんとかして、天皇にワクチン接種をやってもらいたかったのではないか。実際、今の段階で天皇は開会式にワクチン二回接種から30日を経て効果を発揮する、というタイムラインに間に合わなくなった。つまり、この

によって、天皇にワクチンを接種させるという陰謀が失敗したから、今の「ワクチン不足」による接種の停止という事態を隠すことさえ止めた、という「からくり」なのではないか。
結局、日本の政治であり、自民党の政治は、昭和から今に至るまで、「天皇」のことしか考えていないわけだ。天皇を政治的にどう利用して、国民を操作するか、をずっと続けている。つまり、そのためなら日本を滅ぼすことさえいとわない。WW2での日本の敗戦がそうだったように、まったく同じ構造が反復されている、と言わざるをえないだろう...。