いつものように、東浩紀先生が、
- 日本の新型コロナ感染者は「少ない」
と、こんな基本的なところで国民的な合意ができないとしたら、狂っている、といった勢いでまっくしたてている。
日本は100万人あたりの感染者数6,408人。
アメリカは103,983人。
フランスは88,514人。
検査数が少ないとかいう事情を考えても、感染者数が少ないのは明らか。これはどうしようもない事実であって、それ「おかしい」と感じるのは変な空気に支配されすぎ。
@hazuma 2021/07/07 15:25
ところが、である。
このすぐ直後に、すでに「ひよる」わけであるｗ
そういう解釈も言えるかもしれないけど、出発点としての数字については感染者数も死者数も低いのは「事実」なんです。それを忘れてしまうと、裁判で負けても勝訴だという某氏のようになってしまう。
先日のマルゲキの
兪炳匡氏によれば、抗体検査データから推測した感染者数は発表された数の10倍程度との事なので、上位4位くらいかもしれない。
@maxta 2021/07/07 15:51@hazuma 2021/07/07 16:01
ん？ 何を言っているんだ？
東浩紀先生は、小林よしのりファミリーとして、小林の持論である、「新型コロナは風邪だ」「新型コロナはインフルエンザと比べて、たいしたことがない」という主張に、一緒に討論をして
- 説得された
のだろうｗ だから、少なくとも、この一線ではゆずれないわけだ。
上記の引用箇所の「へたれ」ぶりがすごいよね。まあ、これが
- 文系
なわけだ。なにが「明らか」なんだろうねｗ 文献学しかやったことがない、大学で、デリダという、適当なことをぐだぐだ言い続けた、現代の人の文章を、ただただ
- 翻訳
していただけのこの人は、何かを比較するときに口から出てくる言葉が
- 明らか
だけなんだよねｗ おそらく、この人の過去の発言を全部集めると、そのほとんどが「明らか」でしょうねｗ 死ぬまで「明らか」って言い続けるんでしょうね。
なにかを比較するときは、どのように比較するのかの方法を離れてはありえない。
上記の引用にもある、videonews.com に出演した、兪炳匡（ゆう へいきょう）さんが、どう言っているのかが、以下である：
兪炳匡（ゆう へいきょう）：もっと残念なのは、感染レベルを測る指標として、陽性率があり、あと、人口あたりの感染者数、陽性者数。これ、日本はバラバラに基準を作っているんですね。例えば、陽性率が５％、１０％だったら、ステージ３とかステージ４とか。人口１０万人あたり何人以上だったら、ステージ３とかステージ４とか。これ、グローバル・スタンダードからすれば、おかしいんですよ。本来、リンクしてないと駄目なんですよ。別々のものじゃないんですよ。逆に言えば、アメリカのＣＤＣを見れば分かるんですが、陽性率と人口あたりの陽性者数の、少なくともどっちかが、ある基準を超えたら、ステージ３とかステージ４とかに上がる、と。もっとはっきり言えば、陽性率ですね、検査した人のうちの陽性者数。これ、２％未満になるまで、検査数を増やし続けないとならない。
コロナ後の日本再生は欧米モデルからの脱却がカギを握る(兪炳匡医師、神奈川県立保健福祉大学イノベーション政策研究センター教授 ) -マル激
しかも、以下の画像を見てもらいたい。
これさ。すごいよね。だって、このグラフって、一年前じゃないんだよ？ 最近の話をしてるんだ。今だに、日本はイギリスの１０倍、ＰＣＲ検査数が少ないの。
いや。すごいよね。京大の宮沢は、つい最近まで、何度も何度も、日本とイギリスの「感染者数」を比べて、いかに、日本の感染者が
- （レベルが違って）少ない
かを書き殴り続けていた。こいつさ。明らかに、学者のくせに、国民を「嘘」で、だまくらかそうとしてるよね。Ｋ値を今だに使って、嘘くさい「占い」を続けやがって。恥を知れ。
でもさ。なんで、京大の宮沢がこんな「ペテン」を続けているかっていうと、やっぱり、うさんくさいのが
- 医系技官
との繋がりなんだよね。
小林よしのりファミリーである、元医系技官の、木村盛世に、小林は、かなり「マインドコントロール」されているわけだ。そして、同じく、小林よしのりファミリーの京大の宮沢がまたこの、木村盛世に陶酔しているんだよねｗ
そして、さ。同じように「うさんくさい」のが、この、videonews.com の出演者である、神保さんであり、宮台なわけだ。
この二人が、この一年の間、新型コロナについて、どんな議論を、丸ゲキでやってきたか：
- 山本太郎（やまもとたろう）2020/04/25
- 橳島次郎（ぬでしまじろう）2020/08/22
- 渡邊芳樹（わたなべよしき）元駐スウェーデン特命全権大使＆宮川絢子医師 2020/08/29
- 高山義浩（たかやまよしひろ)2020/12/05
まあ、すごいメンツだよねｗ まず、４月に、山本太郎という免疫学者と対談をするんだけど、この人。今、政府の審議会のメンバーだかをやっているんだけど、この人の持論は
- ウイルスとの共生
ですからね。彼が翻訳した本に、ヨハン・ギセックの『感染免疫学』というのがあるんだけど、この人こそ、スウェーデンのテグネルを裏で操っていた、思想的なバックボーンなわけ。
次の、橳島（ぬでしま）さんとの議論は、「なんとかして、自殺をしたい人を＜尊重する＝死なせる＞ような「人権の進んだオランダのような国に日本も＜進歩＞すべきだ」ですから、ね。しかし、さ。なんで、こんな時期に、こんなゲストを呼んだのかって。神保とか宮台って、財政健全派なわけでしょ。この二人って、
- 新型コロナで、老人が大量死したら「これ幸い」
って思ったわけ。だって、その分、福祉がうくから、財政健全化ができるから。つまり、神保と宮台が言いたかったのは
- 老人は早く死ね
ってわけ。お前らは、お金の無駄だ、って。さっさと自殺しろ、って。逆に言えば、その程度の価値しかない奴らは、新型コロナで死んでも文句言うな、って脅してるわけ。
そして、次の渡邊芳樹と宮川絢子は、知っている人は知っている、
- テグネルの自然集団免疫論の＜信者＞
ですよね。しかも、この宮川っていうスウェーデンの医師は、よく、ツイッターで京大の宮沢と意気投合しているんだけど、二人とも、
- テグネルの自然集団免疫論の＜信者＞
として、気が合うんだろうねｗ
それにしても、このときの番組の内容がすごいんだよね。神保は、スウェーデンでの「モルヒネ虐殺」を
- 日本もやるべきだ
と、嬉々として進めているわけ。つまり、スウェーデンは、高齢者で、ある、幾つかの病気を複数かかった人が
- それから、何年後も生きている可能性が非常に低い
ことが「統計」から分かっているから、彼らが新型コロナにかかったときに、介護施設で、大量のモルヒネによる虐殺が行われたわけ。
これに対して、神保は「だって確率低いんでしょ。だったら、見放しましょうよ」って、
- 日本も、スウェーデンのような「先進国」になるべきだ
といった「進歩派」の勢いで、推奨しているわけだよね。すげーよな。統計的に
- ほとんどすべて
が「あと数年で死ぬ」から、今、虐殺してＯＫって、いや、明らかに、その中には「数年どころか、もっと生き延びる」人がいるわけでしょ。さすが、財政健全派だよな。邪魔で無駄なお金を使いたくないから、老人は殺そう。自殺させよう。それで、税金をうかせよう。
まあ、ここまでは、前振りみたいなもので、今日の主人公は、１２月の高山義浩さん。
この人さ。典型的な「医系技官」だよねｗ なんで番組で、
- 日本のＰＣＲ検査はなぜ増やせないんですか？
って、神保は追求しないんだろうね。しかも、この人。ダイアモンド・プリンセス号のときの、Ａ級戦犯なわけでしょ。なんで、神保は、そのことを追求しないの？
実はこの、高山義浩さん。上記の、山本太郎先生の弟子筋にもなるんだってね。あ、そ。あんたも、スウェーデンのテグネルを礼賛する、自然集団免疫信者だった、というわけか。
あのさ。今では多く知れ渡っているけど、厚生労働省は、安倍元首相がＰＣＲ検査を拡大すると国民に約束していたときに、省内に、
- ＰＣＲ検査をやってはいけない
という「通達」を出していたわけ。なんで、神保は、高山に「なんでそんなことをしたんですか」って聞かないんだろうねｗ
しかも、つい最近のニュースで、この高山が沖縄の病院でのクラスター発生による大量死の
- 公表をもみ消すように指示した
ことがバレて、沖縄での役職を辞任するんだそうだ。
高山医師が委員辞任を表明 専門家会議 クラスター発生の公表遅れを巡り | 沖縄タイムス＋プラス ニュース | 沖縄タイムス＋プラス
しかも、ここでの「言い訳」がすごいよな。俺には権限はない、だとか、うだうだ、うだうだ。
いや。お前、
- 医系技官
なんだろ？ 今の日本の医療関係者で、医系技官に意見できる奴がいるわけがねえだろ。だって、もしも意見して、印象を悪くしたら、後で、どんな
- 仕返し
をされるか分からない。日本の医療政策の「全て」を医系技官が決定している今の日本において、誰がお前に意見ができるんだよ？
日本の新型コロナ対策が、上記での陽性率と人口あたりの陽性者の扱いがおかしいのも、
- 医系技官がそうしろと言っている
から、なわけでしょ。じゃあ、なんでこいつらは、こんな変なことをやっているの？ なんで、今だに、日本の検疫は、抗原検査なの？ 医系技官が「そうしろ」と命令しているからだよね。じゃあ、なんで奴らは、そう命令しているの？ なんで、日本のＰＣＲ検査が少ないのかって、医系技官が「検査するな」と言っているからだよね。なんで、そう言っているの？
全部、医系技官の「省益」のためだよね。保健所システムを維持して、なんとかして、クラスター対策を行うために、
- 感染者の増減に平行して、「濃厚接触者」の「定義」が変わる
アホなシステム。それもこれも、保健所の職員の「数」によって、仕事可能な時間の量が決まっているから、
- その範囲になるように、「濃厚接触者」の「数」も調整される
という、どうしようもない「悲しい」日本の姿がここにあるわけ。
そして、さ。
日本中の誰も、こんな医系技官に意見を言える人がいないの。なぜなら、言った途端に、どんな「嫌がらせ」を死ぬまでやらされるか分からないから。
うーん。
アメリカのＣＤＣのファウチって、さ。この感染症関係では、一級の研究者なわけね。ものすごい大量の論文を書いて、しかも、一級論文誌に。
対して、日本の尾身さん。この人、学者なの？ この分野の、何本、論文を書いたの？ 一流誌に載ったの？
いいかげんに気付こうよ。これが日本なわけ...。
追記：
去年までの新型コロナ感染者の議論において、さかんに言われたのが「ファクターＸ」だった。そして、ＢＣＧワクチンだとか、その元である、結核患者であるとか、そういったもの相関関係があるんじゃないか、と言われた。
しかし、そもそもこの比較において、
- 欧米に比べて少なかったのは、日本だけじゃなくて、アジア全般に言えた
ということなわけだろう。つまり、おおむね、アジアは影響を少なくできた。
ところが今年に入って、様相が変わり始めたのが、インドの「デルタ株」と呼ばれている変異種なわけだ。急激に、インドの感染者が増えた。今までアジアは、どこの国も少なかったのに、インドの牙城が破られた。
そして、日本で今増えているのも、このデルタ株であることが分かっている。日本の空港の検疫は、抗原検査が「ザル」なわけで、どんどん海外から、流入してくる。
どう考えても、山本太郎教授と、高山義浩によって、
- スウェーデンの集団免疫戦略
を影で進めている、としか思えないね。つまり、どんどん感染させて、どんどん国民を殺して、そうすると、さ。
- 日本人は、世界で最も「優秀」な遺伝子が生き残る
んだって、さ。
（怖いね、自然免疫による集団免疫論者。こういう連中に、なんとか殺されないように、みんなで抵抗していきましょう。）
つまり、どういうことかと言うと、デルタ株は「それまでと比べて、感染力が１・５倍だとかなんだとか」言われているわけ。そう。京大の宮沢の「１００分の１」作戦のその「１００」が、こんなにも簡単に疑われているわけでしょ？ 千なのかもしれないし一万なのかもしれないし。
つまりこの「ファクターＸ」は、たんにデルタ株に対しては、まったく、アジア優位性を主張できないかもしれない。つまりこの「ファクターＸ」論なるものが、どれだけ、私たち庶民の生活には関係のないものだったのかを意味するだけだった、ということなんだよね...。
