国民が一枚岩となって、政府と東京都と戦う

この前、このブログでも取り上げた「野戦病院」の件を、さっそく、日本医師会の会長の中川先生が、かなり具体的に、今日の会見で語られている。

大阪2000人超感染 過去最多 吉村知事会見 | 新しい未来のテレビ | ABEMA
“緊急事態”拡大 医療逼迫 日本医師会会見 | 新しい未来のテレビ | ABEMA

(一本目は、46:55から。)
まず、会場の確保について、「経団連」と直談判していて、この「国難」において、とても協力的だ、という。一つには、企業の宿泊研修施設を想定している、と言っている(そもそも、大企業は、みんな在宅ワークで、オフィスはガラガラなんだから、いくらでも、スペースを提供すればいいんだ)。あと、水面下では、厚労省とも話をしていて、「ぜひやってくれ」という反応だ、ということで、こうなってくると、かなり具体的に話が進みそうではある。
まあ、この話って、政府と東京都が、国民に

  • 在宅療養

という名の

  • 自宅放棄

を「宣言」したところから始まっているわけだよね。つまり、「あなたは診療しません」「勝手に家の中で死んでください」と。これに、医師会だけじゃない、国民全員が怒り狂ったわけだ。
ていうか、さ。なんで、こんなことを政府や東京都は「言える」んだろうね。まさに、

  • 排除

の思想でしょ。あんたは、日本の国民として「いらない」から、ポイ捨てします、って言ってんだよ。こんなことを言っている政治家が、選挙で勝てるわけねーだろ。
全ての患者を、全員、医者が、検査をして、診察をして、「治療」をするんだよ。誰一人として、これをやらずに、自宅に「放置」なんかさせるか。
ところが、これをやりたがった奴らがいる。それが、政府と東京都だ。なぜか? ただただ、理由は一つ。

  • 保健所がパンクするから

しかない。保健所の「機能」を守るためなら、国民が何人死のうが、どうだっていい、と彼らは言っているのだ。
まあ、普通に考えて、アホだよね。だって、保健所の機能がパンクしそうなら、たんに、その保健所の機能を、民間に「アウトソーシング」して、あくまで、保健所は、そういったサービスの「監視」の業務をやればいいわけ。でも、やらない。なぜなら、それでは

  • 彼らの「ノウハウ」が、民間に流出してしまう

ことで、逆に、「保健所不要論」が再燃することを嫌がっているから。彼らにとって、ただただ関心があるのは、保健所を絶対になくさせたくないし、縮小させたくない。そして、未来永劫、保健所を維持して、そこに医系技官が

することしか考えていない。
つまり、さ。これからみんながやることは、そういった国とか東京都とかをシカトして、自分たちで、どんどん決めていく、ということだと思う。そして、それに国や東京都を

  • 後追い(=事後承認)

させていく、ということだと思う。奴らに決めさせない。奴らには、こっちが決めたことを「認めさせる」のと、「それに対応したお金を出させる」ということだけをさせる。
どうせ、お前らが提案してくることは、人殺しの案しか出てこねえんだから、もう誰も、奴らの言うことを聞かない。聞かないが、こっちの案だけを言って、有無を言わせず

  • 飲ませる

ってわけ。まあ、今って、ちょうどいい時期なんだよね。つまり、「選挙」が直前に迫ってきているの。ここで、政治家は、国民を無視したことを言っていると、ほんとに選挙で落とされるの。こんな絶好の時期の逃すなんて、ありえないわけでしょ。
どんどん、こっちの言い分を言って、飲ませましょうよ。ふざけるな、ですよ。
なんとしても、救うんだ。たとえ、政治家が国民を見捨てても、俺たちが見捨てない。それを、医師会と経団連が先頭に立って、

  • ザ日本

となって、一枚岩で戦っていくしかないわね...。