私が理解できないのは、事実として、医療が逼迫していて、救急医療が崩壊してきていて、その上で、今のオミクロンの猛威を
- 防ぐ
ための、国が音頭をとって、国民で一丸となって行おうとしている対策に「反対」している人たちのレトリックなんだよね。
もちろん、日本の医療制度が将来的には、より充実して、満足のいくものになってくれればいいと思うけど、とりあえず
- 今
は、それができていないんだから、その「できていない」を前提にして、「次善策」を考えるしかないんじゃないか。
というか、そういった人って「想像力」がないんじゃないか。安全厨がよくもちだす話で、「新型コロナ対策で、自殺者が増える」とか怒っているわけだけど、そういう人に限って、日本の自殺対策や、ＮＰＯの取り組みなどについて、まったく、つぶやいたこともない。お前、本当にその話題に関心があるのか、と疑ってしまうわけだ。
普通に考えてみろよ。医療逼迫で、救急医療が崩壊したら何が起きるか？
自宅療養中の妊婦
「ＰＣＲ検査が受けられる病院の情報がなくて、２、３軒、自分で通えるところを電話したら、『妊婦は診られる先生がいない』と断られて、泣きながら電話しました」
news.tbs.co.jp
あのさ。ただでさえ、日本の「子育て」環境は、厳しいんだよ。その上、救急医療が崩壊などしようものなら、もっと悲惨になる。これくらいの想像力もないのかな？ 中長期的な「改善策」として、提案するのは分かるけど、現実に今、日本の医療現場が逼迫している中で、もう少し、この国で、子育てを「やってもいい」と思わせるような提案をしてくれないかな...。
