ホロライブの VTuber 湊あくあについては、このブログでも何回かとりあげたことがあるが、彼女が今年、ＡＰＥＸのソロマスを達成したことは、まあ狭い範囲なのかもしれないが、ＡＰＥＸ界隈の人たちの間では、大反響を呼んでいる。
ＡＰＥＸは fps と呼ばれるテレビゲームの分野でも、一二を争う人気のあるゲームと言っていい。世界的に遊ばれているゲームだ。
（といっても、私はあまり詳しくないし、そもそも、このゲームをやったことがない。一応、動画を見た範囲で今回の件をまとめておこうと思う。）
まず、マスターだが、そもそもここに到達することが難しい、ということがある。そんなに、世界中を見てもいない、ということなのだろう。さらに、それをソロで達成している、というのがほんとうにいない、ということのようだ。ここで言っているソロというのは、普通は
- ソロで遊ぶものじゃない
という含意がある。つまり、三人がチームになって対戦する形になっているわけで、そうなると普通にこのゲームを遊ぼうと考える人は、「友達」を誘ってゲームをするだろう。つまり、もともとはそうやって遊ぶゲームなんだろう、ということを示しているわけである。
では、ソロとは何を意味しているかというと、このゲームの仕様として、仲間のチームをネットでランダムに探して対戦する方法がある、ということにある。
これが何を意味しているかというと、完全にランダムなのだから、その「仲間」の質は必然的にランダムになる。これが、このゲームを「無理ゲー」にするｗ
陽キャは、「リアル友達」と遊ぶ。そうすると、三人ペアなのだから、このペアでの「成績」として、自分の点数が計算される。つまり、いっつもうまい人と一緒にやっている人は、たとえ自分がうまくなくても、勝手にランクが上がっていくわけだ。対して、ソロマスは、そういったものに頼れないのだから、必然的に
- 修羅の道
となるｗ もう、ひたすら、自分が「うまく」なるしかなくなる。これが、ソロマスが注目される理由だ。
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彼女がソロマスを目指したのには、そもそも彼女が陰キャだった、ということがあるのだろう。このゲームが、そもそもそういった形で遊ぶものじゃないということを分かった上で、彼女はこれにのめりこんできた。それをどう評価するかは、人それぞれなのかもしれないが、今はともかく、彼女の偉業を多くの人に、見届けてもらいたいものだ...。
