浜省の映画

昨日、映画館で、浜田省吾の1988年のライブ映像の映画が、映画館でやっていたので見たんだけど、これ。どういう趣旨なのかな。
この1988年の映像を、今の2023年に流す意味とはなんなのだろう。まあ、パンフレットとか見ると書いてあるのかな。
ただ、その内容ということでは、私にとって、ずっと浜田省吾は重要な存在で、よく曲を聴いてきた一人として、とても感動した。思うんだけど、日本の歌手で、あれくらいの声量で、つまり、ロックとしての品質ということでいえば、まったく、今でも国内では上位10人くらいには入るくらいにはいるんじゃないだろうか。
しかも、演奏された曲は(当り前だけど)どれも歌えるくらいに歌詞も覚えていて、なんとも不思議な気分だった。
J.BOY や FATHER'S SON といった当時の重要な曲も演奏していた。そう考えると彼はずっと、個人的なことだけを歌っているし、それだけを歌ってきたんだよね。
あと思ったんだけど、夜のライブの映像を見て、そうか。当時は、観客がサイリウムを振るっていう、今ではアイドルのライブでは当り前の光景がなかったんだな、って変なところが気になった。逆に、観客席が真っ暗なのが、独特の雰囲気を与えているなあ、って...。