いやあ。この、マイナカードの話って、奥が深いねえ。
おそらくこの、ジャーナリストの佐藤章さんは、いろいろとITの専門家に取材しているんだと思う。そうすると、いろんな話がでてくるんだねw もはや、恐しいよ。
- マイナカードの情報の登録画面が、「自動ログアウト」になっていない。そのため、今分かっているだけで700件の入力情報が他人のデータに登録されている(役所が混雑を考えて、自動ログアウトでは業務が回らないと考えて自動ログアウトさせないようにした)。
- そもそも「矛盾」している。健康保険証は、停電の場合を考えても、カードに番号が書いてなければ使えない。しかし、このマイナンバーは「(銀行の通帳からなにから)全てを紐付け」るのだから、他人に知られたら、いっかんの終わりで、人生が終了する。だから、マイナカードから「番号」がわかってはならないw つまり、「どっち」にしたらいいのか、分からない「ダブルバインド」の「命令」になっているw
- そもそも、「名寄せ」が分からない(すでに、住所の名寄せの「不可能性」がニュースになっているがw)。今起きているように、自分のマイナカード情報に、他人の情報が混ざってしまった場合、どうやってそれが「正しい」とか「間違っている」とかを証明すればいいのかが分からないw 銀行のカードなどは、名義人が「カタカナ」で、それと漢字の名前を、どうマッチングするのか、さっぱり分からないw
岸田っていえば、総裁選のときに「私は人の話を聞く」って言ったんだよね。そうしたら、マスコミはそれを好意的?に解釈して、
- 小泉元総理のような、他人からの意見をまったく聞かないような人ではなくて
という意味に受け取ったんだよね。で、実際どうなっているかというと、
- 原発推進 ... 身内の経産省の役人の「大きな声」に逆らえない
- インボイス推進 ... 個人事業主への「大増税」(という差別)に逆らえない
- ウクライナ応援 ... アメリカのウクライナ応援の圧力に逆らえない
- マイナカード推進 ... デジタル庁などの圧力に逆らえない
といったように、つまりは、
- 自民党の「昔からの」圧力団体の言うことは「すべて」従う
っていう人なのw わかる? 彼が「私は人の話を聞く」と言ったのは、
の場で、なの。つまり、彼が話を聞くのは、そういった自民党の「内輪(うちわ)」の人間関係の人たちの声
- だけ
聞く、と言っているわけ。つまり、そのことは、逆に言えば、
- 絶対に「国民の」声は聞きません
と言っているのと変わらないわけ(わかる? 小泉元首相は、逆に「国民の応援」をバックにして、自民党の守旧派と戦ったわけだけど、岸田は「私は絶対にそんな、間違ったことはやりません」と言っているだけなのw)。
おそらく、岸田は上記の、4つの「原発推進」「インボイス推進」「ウクライナ応援」「マイナカード推進」を絶対に止められないと思う。どこまでも、
- 地獄の底に落ちていく
わけ。本当に、日本中で大混乱が起きる。しかし、そうなっても、岸田はそれを止めない。この先の、日本社会は、大変な未来が待っている...。
追記:
(ところで、佐藤優さんは、G7での岸田のウクライナ支援の内容が、「どうでもいいポンコツ」ばかりをゼレンスキーにプレゼントしたことを、皮肉をもって「被害が少なくすんでよかった」と言っている。なぜそうなったのかの理由は、佐藤さんの見立てとしては、公明党の「主張」に逆らえなかったからではないか、と推測していた。つまり、岸田の特徴は「あまりに、<回り>の言うことを聞きすぎる」というところで、少なくとも回りのパワーバランスに対しては、それを撥ね除けて、自分の意見を貫くというこができない、と思われるわけである。)
おそらく、この日本の大混乱は、岸田を政権から、ひきづり落ろし、野党連合が政権交代をする形で決着するだろう。そういう意味で、野党の役割は非常に重要だと思っている...。