アニメ「幻日のヨハネ」と「陰キャ」

とうとう、ABEMAで、先行のアニメ第1話が昨日、放送された。
もちろん、まだ、、第1話だけであって、なにも分からない状態だが、おそらく、多くの人が気になったのは、「16歳でもう働いている」、つまり、学校に行かないのか、といった疑問だろう。
ヨハネが14歳で上京して、2年間、(歌で成功しようと)トーキョーで頑張ったけど、うまくいかなくて、16歳の誕生日にヌマヅに出戻るところからストーリーは始まる。幼馴染の、ハナマルは地元で、自分でお菓子屋、パン屋を営んでいて、しっかり自立している。
まあ、この辺りについては、この世界の世界観が少しずつ説明されていくのかもしれない。
たった30分だったが、見た印象は、なんとも「地味」なストーリーだった、ということだろう。そして、かなり

  • 意図的

に、会話が弾まない。もごもご言って、そのまま、会話が終わる、みたいな、かなり、もたもたした、「口下手」な印象が残る表現だった。
これってなんなのかと考えると、ようするに、ヨハネ

なんだと思う。そもそも、彼女は「友だちがいない」と自ら言っている。
「サンシャイン・イン・ザ・ミラー」とあるように、これは、アニメ「ラブライブ・サンシャイン」の、写し鏡のような位置にある。言うまでもなく、サンシャインは

のストーリーだった。つまり、主人公の千歌ちゃんの明るさが、まさに、太陽のように中心となって、みんなをひっぱっている。それに対して、その「陽キャ」の対蹠点にある

ヨハネは、人とうまく、会話ができない。
うーん。ただ、ラブライブシリーズは今までも、「陰キャ」にチャレンジはしてきたけど、あまりそういった側面はストーリーが進むごとに、後景化していく傾向が多いんだよね。まあ、どこまで挑戦するか、見守りましょう...。