スレッズのActivityPub化について

メタ社のスレッズのアプリが公開されて、ものすごい勢いで、ユーザが増えている(しかも、多くの企業が参加を表明している)。確認すると、インスタのユーザが必要ということと、そもそも、インスタをやっている人はサービスを使うと考えるなら、この急激な増加は当然だと考えられる。
ただ、私が注目しているポイントは、スレッズが今後の対応として予定している

だ。つまり、「ActivityPub」への対応を予定している。
おそらく、ここまでで言っているということは、必ずこれをやってくるだろう。そういう意味では、この対応を待って、ユーザ登録してもいいのかもしれない。
ActivityPubということは、マストドンなどの他のツイッター・ライクなサービスと「情報の相互運用」が可能になる、ということを意味しているわけで、

  • 私たちが今まで悩んできた、「選んだサービスによって、発信情報の<囲い込み>が行われてきた」

ことの、サービス提供側の傲慢な態度が批判されてきたわけだ。
どんな、ネットワーク・プロトコルも、すべて

  • 規約化

によって、各サービスの相互運用が実現されてきた。そもそものこの動きに反して、強引に強行突破してきたのがツイッターだった。ツイッターイーロン・マスクが買収して、

  • マネタイズ

を理由として、さまざまなサービスの「有料化」を強引に進めてきたわけだが、こういった態度は、どこか、今の、マイナンバーカード騒動での、河野大臣の「目立ちたがり」ぶりがオーバーラップしてくる。
おそらく、ツイッター

  • 急速に衰退

するだろう。そして、間違いなく、ActivityPubが業界スタンダードになる。ちなみに、マストドン側はスレッズの登場について、以下のように、言っている。

gigazine.net

発信情報の「囲い込み」は究極的に、ネットの進化に反している。そういう意味で、ツイッターは早晩滅びる。そもそも、もともとのツイッターの設計思想がそうだったのだ(メタ社の社長が、スパイダーマンの画像で示唆しているが...。)