宮台真司は「御用学者」か?

社会学者の宮台真司は、自分は消費税が「間接税」ではなく「直接税」であることを

  • 知らなかった

と言っている。

宮台:消費税という名前だったら、消費者が消費するときにかかる税だと思う。外税というように始まったでしょ。だから、僕も、ずっと思ってましたよ。消費者が払う義務があるんだって。
神保:宮台さんでさえ、ですよ。
三木:えっ?
神保:そんなもんですよ。
三木:僕のゼミで学生に、君たち、生協でモノを買うときに、なぜ僕が払わなければならないのって、一回やってごらん。店長だせって。法律に書いてないじゃないか。やってみなって。
宮台:三木さんの本を読んでから、そうだと思いましたが。知らなかったです。
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この前の、ストップ・インボイスの人による、NHKへの質問状の提出のときの記者からの質問でのやりとりでも語られていたけど、そもそも、

  • 小学生の「教科書」に、消費税は「間接税」と書いてある

わけだ。つまり、日本の「受験エリート」であればあるほどw、「デマ」を心の底から信じているw 宮台真司東浩紀も大学受験で、消費税は「間接税」と「書いて」、100点をとって、東大に入学した。
そんな、神保・宮台コンビが、今までこの番組で、どれだけ

  • 消費税を35パーセントにしなければ「日本が滅びる」

という

  • 脅迫

をしてきたかを、この番組を見てきた人はよく知っているわけでしょう。

そのような危機を回避するために日本に残された選択肢は、大幅な増税か歳出の削減しかない。しかし、いかなる政党でもこのような痛みを伴う政策を主張すれば、たちまち選挙で大敗することは必至だ。昨年末の総選挙でも、増税を主張した政党は皆無だった。
それもそのはずで、2060年までに借金を現在の半分にまで圧縮するために、これを消費税だけで賄おうとすると税率を35%まで引き上げなければならなくなるし、これを歳出カットで対応しようとすれば、毎年の歳出を現在の3分の1程度まで削減しなければならない。少なくとも借金をこれ以上増やさないようにするためには、歳出を半分まで圧縮しなければならないのだ。しかも、日本は今まさに、本格的な少子高齢化と人口減少を迎えようとしている。数字を見る限り、もはや日本の懐具合は2%の消費税率の引き上げをめぐり右往左往していることが許されるような状況ではないというのが実情なのだ。
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この2015年の対談以降、この番組はずっと

  • 消費税を早く35パーセントにしろ! そうしないと、日本が滅ぶ。

とずっと、日本人を「脅し」続けてきた。まさに、「今にも、日本が滅びる」。アフリカの財政破綻した国のように、ハイパーインフレで、日本が終わる、と「脅し」続けてきた。
じゃあ、今、日本は「滅びている」のか?
そんなわけないw あるわけない。なぜなら、「嘘」だからだ。こいつらがずっと「嘘」を言い続けてきたからだ。そんな、嘘、デマをわめき続けてきた二人が、なんと、

  • 消費税が直接税であることを「知らなかった」

とか言い始めやがったw いや。お前が「知らなかった」のは、それだけじゃないんだよ。お前ら二人は「なんにも知らない」で、ずっと、財務省の「デマ」を日本中に、ばらまき続けてきたんだよ。
前も書いたけど、神保の「日本が滅びる」のネタ元は、

  • 借金の「ワニの口」問題

に集約している。つまり、収入と支出が「ワニの口」のように、ぱっくりと口を広げた形で広がっているという

  • 財務省が「宣伝」している「デマ」

を理由にして、だった。そして、このネタを番組で何度も何度も繰り返し紹介して、視聴者を脅し続けてきた。しかし、それについては、すでに、藤井聡がネットの番組でとりあげていたが、完全に

  • 60年ルール問題

を意味しているにすぎなかったわけだ。なんで「日本だけ」こんなに口が開いているかは、日本だけが「60年ルール」という謎の、国債償還ルールを実行しているからだった。日本以外のどこの国も、こんなルールを実行していない。国債の償還をずっとやらない。
ようするに、神保や宮台が「礼賛」する、アメリカ自体が、そもそもこの60年償還ルールを実行していないから、当然、「ワニの口」が開いていない。つまりは、そういうことで、日本もたんに「60年償還ルール」を使わなければ、そこまでひどく「ワニの口」は開かないのだw
お前らが、なにかあると「アメリカではどうのこうの」と、出羽ノ守よろしく、言うくせに、そのアメリカが「60年償還ルール」を採用しないで、日本だけ採用していながら、その二つを比べて

  • 日本は今にも「滅びる」

とか叫んでいるって、なんなの? 日本を滅ぼしたいの?

追記:
宮台はインボイスに「賛成」だ。

宮台:もともと民主党政権のときに、インボイスを始めようとしたときの話。負の所得税を始めとして、お金の流れを全部把握把握した上で、本当の弱者に、ある種の福祉的な贈与をしようという、こういうアイデアを実現するためには、確かにインボイスは必要だよね。
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そう。もともとは、民主党政権インボイスを推進していた。そして、民主党時代に政権のイデオローグとなった連中はみんな、「消費税」の「増税」に賛成していた。彼らがよく言っていたのは、「消費税で集めたお金を<弱者>に配る」というものであった。
そういった観点で考えたとき、岸田は今回、「住民税を払っていない世帯」への「補助金」を行うことをすでに宣言している。
神保さんは自身で言っていたように、アメリカの大学を卒業して、アメリカの新聞社に就職して、主に、アメリカの民主党政権の関係者に「知り合い」が多いことを告白している。あれだけ、イラク戦争のときに共和党の戦争礼賛を批判し、トランプ政権のポスト・トゥルースを批判しながら、ウクライナ戦争における、バイデンの極端なウクライナびいきに対して、なにも言わない。ようするに、彼も自らの「人間関係」から、つまり「利益相反」から、アメリカ民主党批判ができない。
日本の民主党政権といっても、そこに集っていた人とは、そもそも、

の人ばかりだった。つまり、「第二自民党」なのだ。そして、彼らは当然のように、「経団連」応援団だった。今の連合会長のおばちゃんがインボイス賛成なことから分かるようにw、あそこで民主党に集まっていた連中は、学者を含めて、最初から

を実現するための自民党第二部隊でしかなかった、という正体がばれる。
宮台にとって、消費税を35パーセントにして、

  • 日本の中小企業を「撲滅」する

ことは、彼の唱える

  • 日本の<生産性向上>

のためには欠かせない「政策」なわけだw それは、videonews.comが三顧の礼で、ゲストとして来てもらったデービッド・アトキンソンの、宮台が「信者」であることだけに尽きない。
宮台はルソーを例にして、「民主主義のキャパはせいぜい3万人」と言っているように、そもそも、宮台にとって、日本人は「仲間じゃない」わけ。彼の「仲間」は、世田谷区の高級住宅街の人たち同士の

だけであって、彼はもしも日本が消費税を35パーセントにしなかったら、

  • 日本の高額所得者が日本から「逃げて」しまう

と言って、「だから」消費税を35パーセントにしなかったら「日本が滅びてしまう」と言い続けていた。
なんとなく分かってこないだろうか。ようするに、宮台とかデービッド・アトキンソンが日本には

  • 邪魔

なわけw こいつらが日本からいなくなるだけで、日本は「平和」になるわけ。さっさと、宮台は日本から「逃げて」くれませんかね。日本が「滅びる」んだったら、早く、宮台は日本から逃げろよ。そうして、

  • 消費税がなくなった日本

で私たちは「平和」に生きていくからさ...。