ロックンローラーの若い頃

以前にも、アニメ「ガールズバンドクライ」が好きだと私はこのブログで書いたのだが、特に第5話が好きだと書いた。そして、その第5話の最後は、「視界の隅 朽ちる音」を仁菜たち3人は演奏する。

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確かにこの曲は私は好きなのだが、正直に言って、なんというかこれが「若い人の歌」と言われることが、あまり分からないのだ。
私がここで言いたいのは、ロックンロールと一般的に私たちが言われて、見て、イメージをしているのは

  • すでに、商業的にも成功して、お金も稼いで、かなり年齢の上になった「初老」の人が行っているパフォーマンス

をイメージしているんじゃないか、という疑いなのだ。
どうも、ロックンロールというと日本国内においては、ある「イメージ」がすでに確立していて、そういった

  • テンプレをこなす

ことをロックンロールだと考えられているふしがある。つまり、私がここで言いたいのは、そういった私たちがイメージするロックンロールのバンドの「若い頃」が、どういったものだったのかに、なぜ興味をもたないか、なのだ。

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この動画のコメント欄を見るとこれは、RCサクセションの1982年頃の映像だとある。まだ、非常に若い、忌野清志郎がとても伸びのある、シャウトを全開にして歌っている。
分かるだろうか? ロックンロールとはそもそも若い人たちの音楽だ。これは若者の特権だったはずだ。それなのに、なぜ「初老」になった人たちの「真似」みたいなパフォーマンスをするのか? もっと自由に、無茶苦茶に

  • 自由

に自分を表現し、活動し、パフォーマンスをすればいいじゃないか?