藤尾の水かけ問題について

明日の日曜日に、アルビレックス新潟は町田とホームで闘うわけだが、実は、来月にはルヴァン杯で、町田との二連戦があることが決まっている。つまり、この短かい期間に、3回も首位の町田と闘うわけで、明日の試合はその後の2試合を占う意味でも、参考であり、基準となる戦いとなる。言うまでもなく、町田は今、J1の首位を走っているわけで、このチームとどこまでやれるかで、今後の新潟の成績が占えると言ってもいいだろう。やっと怪我人が戻ってきて、戦力がそろった中で首位のチームと戦えるわけで、新潟が実際にはどれくらいの位置にいるのかが、この試合で分かるんじゃないか。
ただ、そうは言いながらも、ここのところ世間を騒がせているのが、藤尾のボール水かけ問題だろう。なんでここにきて騒がれているのかというと、なんと、藤尾が水をどばどばかけたボールを、相手チームが抗議をしたら、審判がそのボールを交代したからだw
審判に止めさせられた行為をやったわけで、世の中の御意見番が黙っているわけがないw とうとう、大手マスコミまでもが、この藤尾の

  • 手癖の悪さ

が、テレビや新聞にまで書かれるようになって、おそらく藤尾は若い頃から、万引をやって何度も捕まって、学校で指導されてきたのだろうw この手癖の悪さは死んでも、なおらないってわけだw
普通の世の中の人なら

  • 世間を騒がせて、すみません

と謝るところだが、さすが万引のプロは、「いや、知りません」と、その場をごまかして逃げ続けるつもりらしい。
それにしても、今回の水かけの経緯はなかなか、こうばしいものだった。審判にボールを代えられたら、なんと藤尾と町田の監督が勢い、飛び出してきて、審判に猛抗議をやったわけ。しかも嗤えるのが、なんと藤尾はその交換されたボールに、手にすくってもってきた水をつけて、PKをやったわけね。結果、ゴールは決まったわけだけど、すると世の中の町田信者は

  • ゴールが決まったんだから、ごちゃごちゃ言うな

と世間を脅し始めている。
結局、なにが起きているんだろうね?

町田のチームメイトであるGK谷晃生はこう教えてくれた。
「翔太は鳥栖戦の時に1回、PKを外しているんですよ」
2024年3月30日、J1リーグ第5節で町田はホームにサガン鳥栖を迎えた。前半5分に藤本一輝が先制点を挙げ、同34分にマルセロ・ヒアンに同点とされたものの、後半9分、同12分とオ・セフンが2点を決めて町田が3-1と勝利を収めた。
この日の2トップは藤尾とオ・セフン。オ・セフンが大活躍を見せるなか、後半40分に藤尾はPKを獲得する。ところが、そのPKを藤尾は失敗してしまった。ボールがゴール左に外れた瞬間、藤尾は頭を抱え込んだ。
谷は藤尾が外した原因を「芝が乾いていて、蹴ってダフった」という。そして、藤尾は第8節から第11節まで先発を外れ、第12節、第13節と途中出場し、第14節でやっと先発に復帰した。そして第15節、ホームでの東京ヴェルディ戦の後半15分、今季2回目のPKを蹴るチャンスがやってくる。そこで藤尾はボールに水をかけた。
ボールは濡れていたほうが「角度が変えやすい」
第5節は15時3分、第15節は14時3分と、ともに日中のキックオフだった。そのため芝は乾いていたに違いない。藤尾とすれば、同じ失敗をするわけにはいかなかった。「だからボールを濡らして、芝が乾いていてもボールが滑りやすくなるようにって」と谷は明かす。
「あいつのルーティンで、たぶんGKに対しての嫌がらせとか、あいつはそういうのを考えていない」と谷は続ける。
「僕たちは結果を求められる世界で、翔太もPKを外したらもう次使ってもらえないと考えたかもしれないですし、PKで決めて1点取って、それがどんどん積み重なって結果を残して代表に行くってこともあると思います。そこへのこだわりは、僕たちは捨てたくはない」
news.yahoo.co.jp

まあ、当たり前だよねw こんなに世間から叩かれてまで、水かけを行うということは、

  • それだけのメリットがある

からだよねw つまり、プロサッカー選手にとって、PKで点を決めるかどうかは、監督にこれから使ってもらえるかどうかを考えても、選手生命にとって生死を分けるくらいに重要なわけ。
そして、藤尾は子どもの頃から水をかけていたわけじゃない。プロになって、試合でPKを外した後に、練習の中で

  • 水をかけるとPKが決めやすい

ことに「気づいた」わけw それを知ってしまったからには、世間がなにを言おうが、水かけを止められなくなった。水かけをすれば、PKを成功する確率を上げられる。そうすれば、自分をPK担当として監督に重宝してもらえる。そして、なによりも監督に試合で使ってもらえて、より長く選手生命を伸ばせる。
でもね。
これって、例えばプロ野球で、ピッチャーが松ヤニを指に塗って投げていたのと、理屈はまったく同じなんだよねw プロ野球の世界で、ピッチャーにとって、コントロール、球のキレは生命線なわけ。これがダメで、引退していく人がたくさんいる中で、ちょっと指先に松ヤニをつけるだけで、ばったばったとバッターを打ちとれるんだったら、だれだってやりたいわけじゃない。
ボールへの水かけ禁止がルールに書いてないんだから、やっていいじゃないかって意見は、そもそもサッカーという

  • インフラ

への試合中の選手による「介入=改変」をどこまで認めるのか、という点についての意識がないんだと思う。その水がなぜ、試合会場内に用意されているのかは、「選手が飲むため」という目的で許可されている。つまり、それ以外の用途で使うことを想定されていない。だとするなら、その水をそれ以外の用途で使った場合に

  • 審判がどう判断するか?

は、審判の裁量権の範囲の話だ、ということになる。だから、私は上記で藤尾と町田の監督が審判に抗議をした、というのを興味深く思ったわけね。つまり、どういう理由で抗議したんだろう、っていう話。
少し前に、パリオリンピックの女子ボクシングでXY染色体をもつ女性が優勝した件に言及したが、なんらかのルールが存在する限り、その中間的存在であり中間的行為が介入してくることを避けられないわけね。もしもそれが嫌なら、ルールそのものを止めるしかない。ブラジリアン柔術で話題になったバーリトゥードでやるしかない。
例えば、APEXでは今、以下のような状況になっていることは、あまり知られていない。

www.famitsu.com

完全に今、APEXはどこを歩いてもチーターだらけ。そして、違反行為を理由に600万アカウントがBANされた、と。当たり前だけど、それらのアカウントを使っていた人は課金アイテムをガチャでゲットしていたりと、そのアカウント自体にお金を使っているわけで、それがBANされているのがこんだけいる。これはもはや、なにか

  • 違うゲーム

をやっているんじゃないか、とすら言いたくなるわけだ。
こういった状況は世界中で見られている。VTuberのゲーム配信では、コメント欄が死ぬまで、ノイズを書きこまれて、なにも見えなくされているなんてざら。最近はやりのAI学習も、そもそも

  • 純粋な人間の間だけで行われた日常の文章

そのものがもはや、天然記念物並の貴重品になりかけていて、あらゆるところでAIが掃き出した「人工言語」によって、学習元が汚染されて、AIそのものが、まともな情報で学習して「成長」することが難しくなる、なんていう皮肉まである。
まあ、とにかく私に一言だけ言えることがあるとするなら、日曜の新潟戦でまた、藤尾が水どばどばをやったら、全力で抗議をして、審判にボールを代えさせてやる。もしもボールを代えないで、藤尾が蹴ったボールがキーパーがボールをすべらせて、得点になって、それが原因で新潟が負けたら

  • 新潟を応援していると普段は公言しておきながら、この藤尾の水かけを擁護していた連中

を<戦犯>として、つるしあげて、二度と新潟に関わらせないようにさせてやる。
まあ、そうは言っても藤尾はやるんだろうな。ただ、今回のように、審判にボールを交換された後に、「おまじない」程度に、手を水でぬらして、それでボールをペタペタするくらいなら、おそらく審判も見て見ぬふりをするだろうからw、

  • ああ、子どもの頃の万引の「手癖」がまだなおってないのね

くらいの意味で、どうぞ勝手に、って感じかな...。