町田戦

今日の新潟と町田の試合は、ゼロゼロの引き分け。私の印象はそこまで悪くはなかった。
ここのところの新潟の守備は、3試合連続でゼロで抑えている。この、少し守備的に闘うスタイルは、こういった形で成績に結びついている。これをどう考えるのか、なのだろう。
相手は首位の町田だが、町田は来月、ルヴァン杯で新潟との2連戦が待っている。新潟が考えるべきは、その2試合をどう闘うかであって、今日はそのための前哨戦という意味があった。明らかに町田は、そこまでハイプレスを行ってこなかった。終了間際に少しやってきたくらいか。新潟の攻撃を警戒して、ハイプレスをやってこられなかった。この弱気な戦術に、町田の新潟を苦手と考えている側面が垣間見えているのかもしれない。
しかし、ここまでの町田の快進撃は、こういった黒田監督の極端なまでの、いけいけの攻撃的戦術にあったはずなのだ。夏の補強期間に、二人の日本代表を加えたことから、戦術を守備的に変えて、公式戦優勝の逃げ切りを狙っているのかもしれないが、はたしてそれはうまくいくのか。
いずれにしろ、新潟にとって、よそのチームの心配をしている暇はない。まずは、次の名古屋戦だ。今の調子のよさを継続していけるのか、まずはそこを見極めることだろう...。