2013-06-22から1日間の記事一覧

國分功一郎『ドゥルーズの哲学原理』

もしも「主体」なるものが「ある」というふうに「言った」とき、果して、そこで、何が起きていると言えるであろうか? 子供は、産まれた時点では、「何者でもない」。ジョン・ロックはそれを、タブラ・ラサ(白紙)と言ったわけだが、ということは、私たちは…

「レイヤー化する世界」とパクリ文化

佐々木さんの最新の本は、まず、次の書き出しから始まる。 この本は、いま新しい世界の構造がつくられようとしている、ということを解説した本です。レイヤー化する世界 テクノロジーとの共犯関係が始まる (NHK出版新書)作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: NH…