2014-01-25から1日間の記事一覧

稲垣良典『トマス・アクィナス 「存在(エッセ)」の形而上学』

近代哲学とは、デカルトから始まって、つまりは、「経験論」のことである。 それは、現象学がよく示しているように、人が「当事者」として、経験する「内容」を内省していく学問である。その方向から、ホッブズの社会契約論が生まれ、その後の政治学をデカル…

差別という言葉

ある人が、だれか別の人を「差別をした」と言うことは、とても強い言葉であることが、以下のブログで強調されている。 よく自らの留学経験や海外体験などを語る際に、「最初の頃は、クラスになじめず、人種差別を経験しました...」などと安易に語る人を見…