2008-01-10から1日間の記事一覧

術田久美「春猫茸」

実家の本棚を見てたら、「プチアップル・パイ」という、マンガが、幾つかあった(巻の番号は以下。1、2、3、4、5、6、9、10、11、12、15、16、17、18)。 昔、アニキが、アニメックとかアニメージュとかを見ていて、そのつながりがあったのかな。今見てみる…

浅田彰「逃走する文明」

ひさしぶりに、『逃走論』所収の「逃走する文明」を読んでみたが、ここで主に、相手にしているのが、家なんですね。 さて、もっとも基本的なパラノ型の行動といえば、<住む>ってことだろう。一家をかまえ、そこをセンターとしてテリトリーの拡大を図ると同…

新川登亀男『聖徳太子の歴史学』

聖徳太子は、日本書記にある人物だが(正確には、別の名前で登場する)、ある説では、その存在が疑われている。この本では、その聖徳太子を、各時代において、どのように見られてきたのかに、焦点をあてている。 江戸時代においては、日本の仏教受容に関わっ…

内藤湖南「応仁の乱について」

小島毅のいろいろなところで、ふれられていたので、読んでみた。 著者は、応仁の乱以前と以後の日本は、別の国くらいの違いがあるという。それ以前にあった源平以後の守護・地頭の家は、ほとんど潰れ、今、わたしたちが知っている大名・華族の家は、ほとんど…