2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

倉西裕子『聖徳太子と法隆寺の謎』

聖徳太子というのは、何度も呼び返される。なんで、こんなに日本人は聖徳太子が好きなのか。つい最近まで、お札のがらに使われていましたし。つい最近でも、 米中経済同盟を知らない日本人作者: 山崎養世出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2007/02メディア: …

倉西裕子『日本書紀の真実』

以前紹介した本の姉妹書。 よく言われるように、日本書紀の各天皇は、とても、人間とは考えられないくらい、長寿になっている。ここから、これは、歴史ではない、という話になる。 この問題にとりくむのを、紀年論というのだそうだ。日本書紀はなぜこんな年…

アンヌ・ガリグ『自分らしさとわがままの境で』

初版は2002年。著者はフランス人のジャーナリスト。日本のフランス大使館に働く夫と結婚したことで、日本での滞在経験がある、ということらしい。 著者は、日本の女性を取材する。彼女たちのWAY・OF・LIFEを調査していく。 「男が弱くなってい…

安引宏『原万葉 葬られた古代史』

作者は、専門の学者ではなく、作家のようだ。作者は、 万葉集 全訳注原文付(一) (講談社文庫)作者: 中西進出版社/メーカー: 講談社発売日: 1978/08/28メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 35回この商品を含むブログ (24件) を見る を手元に置いて読むことを読…

自殺実態白書

ついさっき、NHKの視点・論点で日本の自殺についてやってた。 日本は、9年連続、3万人超(一日で90人近く)が自殺で死んでいるそうだ。交通事故死は、1万いかないですし、減少傾向なのと考えても、どうなっているのか。 NPOがつくった自殺実態白…

ヤトさんどミオワタ

あいかわらず、長かった。疲れた。前に書いたときには、ホン・ドゥクジュが死んだ少し後くらいまで見ていたのだが、その後も、これだけ長いといろいろなことが起きる。 どうも、イム・サンオク(林尚沃)という大富豪の商人は、実在の人物ということみたいで…

コブラ

ある時期から、マンガは、ほんとうに読まなくなった。最近は、本屋に行っても、マンガは、ほんと分からない。 昔、ジャンプでやってた、コブラを読み返してみた。アメコミの影響を受けたこの作品は、西部劇や、ハードボイルドの色彩の強い。 主人公のコブラ…

子安宣邦『本居宣長とは誰か』

本居宣長。彼について、どれだけ、考察されてきただろうか。 ちょっと、最近、「玉くしげ」「玉くしげ別巻」「直毘霊」を現代語訳で読んだんですが 玉くしげ - 美しい国のための提言(現代語訳 本居宣長選集 第1巻)作者: 本居宣長,山口志義夫出版社/メーカー:…