2008-04-30から1日間の記事一覧

東浩紀『思想地図 vol.1』

まず、ちょっと意外に思ったのは、萱野稔人が、彼の主張する、暴力というものの国家の形成について、それが現在のように前景化するのは、比較的近代だ、という発言です。 しかし近代になるとその暴力への権利はだんだんと一元化されていき、それによって私た…

ドン引き石井

柔道ですが、全日本選手権に勝った石井がオリンピック代表だそうだ。しかし、こんな試合するようなやつが、日本代表ってどうよ?棟田との試合は一切攻めないで、完全な相手の反則負け狙い。決勝なんてポイント取ってから、一切攻めないで、相手の腰の辺りを…

オリコン言論弾圧

いやあ、すごい判決が、でたみたいですね。 フリージャーナリストの烏賀陽さんがオリコンに訴えられていた裁判で、完全敗訴。東京地裁の綿引譲裁判長だそうだが、 今までのこいつの裁判も大丈夫か?まったく、武富士のやり方そのもので、こういう大企業が個…

神野志隆光『古事記 天皇の世界の物語』

この本では、著者による、『古事記』の分析がされる。 ちなみに、序文の真偽については、序文は信じていいんだ、として立ち入っていない(倉野憲司『古事記全註釈 第一巻序文編』を参照だそうだ)。 ただし、天武天皇によって、その頃にはほとんどできていた…

三浦祐之『古事記のひみつ』

この本では、著者によって、古事記偽書説に対する考えが述べられている。 つまり、古事記の序文は偽物であろう。しかし、古事記の本文は、逆に、序文にある年代より古いくらいである、と。 序文が偽物と判断する理由としては、やはり、天武天皇の頃の、日本…