2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧
アニメ「けものフレンズ」も終わって、このアニメは一つのエポックメイキングになったのだろうな、とは思っている。 もちろん、CGアニメとして、細かい「しかけ」のようなネタが多く描かれた、少しずつ謎が開明されていくようなスタイルは、興味深くはあっ…
森友問題で東浩紀先生が大活躍ということで、ブロゴスの記事を読んだわけだが、どうも東先生が言いたいことは違法かどうかにしか自分は興味ないし、それ以外のことを語っている奴等は馬鹿で頭が悪い、ということらしい。 それに対して、茂木さんが示唆してい…
掲題の著者は、年金は破綻しない、と言う。ただし、それなりに日本が「経済成長」をすれば、と。その他にも、幾つかの条件はつけている。 <年金制度上の問題点> 厚生年金基金 GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人) 徴収漏れ(歳入庁) 掲題の著者の…
私は以前から、不思議に思っているのだが、なぜ総理大臣はいつまでもそのポストに座り続けたがるのだろう? さっさと辞めればいいではないか。辞めて、自分が後継者と思うにふさわしい人にやってもらえばいいではないか。 そんなにこの国には人材がいないの…
さて。もしも私がAIだったら、としよう。なぜ「私」は外界を認識できるのか。つまり、AIが日常的に行うなんらかの「活動」を可能にしている、外界の「観測」のことを言っているのだが。 言うまでもない。そのように、AIが「作られている」から、と言う…
今回の森友学園の問題では、自民党ネットサポータークラブや、保守系まとめサイトがあまりうまく機能していないように思われる。それはおそらく、自民党のトップの安倍首相や、大阪維新のトップの松井府知事が深く関わっており、彼ら自身の進退にまで影響し…
そもそも、私たちが「進化論」に注目したがるときとは、どういうときだろう? それは、一言で言えば、「自然」を強調したいときだと言えるだろう。つまり、人間は「平等ではない」と言いたいときである。人それぞれで、能力の差がある。だから、結果の平等は…
近年、2分の1成人式なるものが、ある種の自然発生的に全国で広まって、論議となっている。その論点の中心は、子どもによる「親への感謝」を往々にして述べるといった事態が起きていたからであるわけであるが、私はもっと根本的に問題だと思っている。 それ…
今日はあまり考えもなく、聖地巡礼という考えも、覚悟もなく、大洗に行ってみた。というのは、ここのブログでも自分のガルパン愛を書いただけに、一回くらいは行っておかないとな、という気持ちがどこかにあったからだが、単純にこの太平洋の港町を見てみた…
そういえば、アゴラとかいうブログ記事を載せていたサイトがあったが、あの気持ち悪さは異様だなあ、と以前から思っていたが、まあ、ヤフー個人も似たような状況だよな、と。 そいうえば、ヤフー個人でカジノがどうこうとか、いっつももにょもにょ言ってるお…
明らかに、3・11以降の日本の原発議論は、低線量放射性物質の「影響」の議論にばかり偏ったのは、どう考えてもおかしいわけであろう。 なぜ人々は、福島第一を「直接」論じなかったのだろうか? おそらく、なんらかの「情報操作」が 完璧 に行われていた…
ついに、東浩紀先生が豊洲移転問題に参戦ということで、まずはその主要な論点をチェックしてみよう。 購入時に知事を務めていた石原慎太郎氏が、3月3日に会見を開いた。氏は、購入手続きは正当だった、もしそれが不当ならば都民全体の責任だと述べる。この説…
それにしても、一気に籠池氏の証人喚問ですか。今までずっと反対していた自民党はなんだったんでしょうね。また、東浩紀先生が籠池氏を誇大妄想とか言ってるらしいけど、少なくとも、稲田大臣と籠池氏では、稲田大臣が嘘を言っていて、籠池氏が本当のことを…
3・11の低線量被曝の影響が問題にされたとき、通常時の1ミリシーベルトが問題にされた。つまり、福島県はもはやその基準を満たしていないのだから、そこに住み続けるためには、この基準を採用できない、と。 じゃあ、実際どうなの? どこまでなら住み続…
そもそも、今、国会で起きている稲田大臣や安倍首相を中心とした奇っ怪な現象は、なにを意味しているのか? おそらくここには、なんらかの錬金術があるのだろう、と思っている。 大阪維新と、安倍首相の政権中枢を中心とした勢力は、なんらかの錬金術を行う…
どうも最近は民放の地上波のテレビを見ることが苦手で、あのCMのうるささはなんなんだろうな、とは思うわけだが。なんであんな、「マインドコントロール」に多くの人は我慢できるんだろう? というのは、WBCの日本の試合の話で、夜の7時からの開始で、…
そもそもの話として、どうして「科学者」の言うことを 信じる のだろう? まず、その前提がおかしい。私たちが信用するのは、その科学者が自らの「専門分野」について語ることには一定の「社会的価値」があるというだけで、それ以上でもそれ以下でもないのだ…
この前は、菊池誠先生が怖いね、という話をさせてもらったが、別に、あの人が特殊というわけではなく、一般に物理学者の人にはおかしなことを言う人が多いということなのではないか、と思うんですよね。有名な近藤宗平のブルーバックの本でも、彼が死ぬ直前…
そういえば、東浩紀先生は、3・11の御用学者問題を契機に「エリート」主義について反省したんだと思っていたのだが、また最近になって、ブレクジットやトランプ問題を契機にして、 ポピュリズム批判 に戻ってしまいましたね。なんだったんだろう。あの反…
言葉って難しいもので、というのは、言葉は最初から言葉だから、いくらでも「操作」的な捏造が入り込んでしまうんですよね。 つまり、「操作」がされてしまう。 そしてそれは、偏差値の高い、受験クイズゲームをあまりに真剣にやりすぎた人ほど、この病気に…
資本主義は「主義」じゃない、ということがよく言われるが、「原理主義」ではあるんだよねw どういう意味かというと、よく資本主義が「主義」じゃないと言われるのは、そうやって何主義者というように本人が「選べる」ようなものではない、という意味で、こ…
それにしても、やっと日本の自衛隊は南スーダンから撤退できたわけだが、しかし、一体これはなんなのだろう? というのは、いつもの宮台真司先生による 撤退なんて絶対無理 はなんだったのだろうw 宮台 南スーダンをめぐる国会の論戦は非常に僕はおぞましい…
今期のアニメで「セイレン」というのがあるが、とにかく「おもしろくない」。まあ、あまりそういった表現をすると物騒なのだが、例えば、アニメ「けものフレンズ」が見ても実際、おもしろいし、ネット世論の話題になり具合を考えても、この 落差 ってなんな…
例えば、アメリカの保守派が、妊婦の堕胎に反対するのをアメリカのフェミニストは批判をするわけだが、例えば日本の法律においても、胎児の月齢によって、あまりに時間が経った場合は難しくなる、となっている。ここで、「時間」を判断の基準にするのか、実…
例えば、平泉澄は建武の中興として、後醍醐天皇については多く言及したが、古事記や日本書紀にはあまり言及していない。それは「神話」の世界のこととして、ある種の「ユートピア」として、歴史学の対象とすることを遠慮したのかもしれない。 しかしそれは、…
もしも「科学」が「宗教ではない」という「定義」なら、新宗教は 私たちがやっていることは「科学」です と自称すればいい、ということになるであろう。まあ、それが「オウム真理教」だったわけであり、「幸福の科学」であったわけであり、というか、ほとん…
カントの実践理性批判を現代的なパースペクティブのもとに再検討をしている人として、クリスティーン・コースガードの本(『義務とアイデンティティの倫理学』)を紹介したことがあるが、この本が興味深いことは、明らかにカントを超えてしまっていて、もは…
週間読書人という新聞があって、この一面で柄谷行人と渡部直己との対談が載っているが(2017年3月3日号)、この対談がおもしろかったのが、私が始めて、柄谷さんが東浩紀先生について言及していたのを見たからなのですが。 柄谷 近年、東浩紀とかが「批評」…
例えば、中国においては科挙の試験が昔はあり、それに合格した人たちは、たんに学歴があり尊敬されるというだけでなく、実際に犯罪を犯しても免除された。それは少し日本の昔の武士階級に似ていて、彼らは免除されたというより、 自分で判断できる と考えら…
森友学園の件は、この幼稚園が子どもたちに対して行っていた、幼児虐待や幼児洗脳が問題にされることによって、たんに、政治家の金銭スキャンダルを超えて、安倍政権の 信任問題 にまで発展しそうな勢いを見せている。 しかし、なぜこんなことになるのだろう…