2021-01-01から1年間の記事一覧

自民党総裁選という「茶番劇」

昨日、自民党総裁選があり、岸田が総裁となった。その結果については、自民党のホームページに記載がある。党員の投票は、 河野:335046票 岸田:219338票 高市:147764票 野田:057927票 となり、岸田は河野の3分の2。つまり岸田…

映画「MINAMATA」

ジョニー・デップ主演のこの映画は、私たち日本人にはよく知られている「水俣病」。熊本の水俣病を巡って、世界的によく知られることになった、あるアメリカ人の写真家であり、彼が撮影した、ある、白黒の写真を巡る物語として描かれている。 なぜ、その写真…

早期発見・早期治療

3・11の原発事故のときも思ったが、今回の新型コロナについても、いわゆる 評論家 理論家 哲学者 といった人たちが、今起きている、これらの問題への「国家の政策」の善し悪しについて、徹底した考察をして発言をする、といった人が現れないのはなぜなの…

ラブライブスーパースター第8話

今回のテレビアニメ「ラブライブ」の新シリーズ、ラブライブスーパースターは、実は、正直なところ、この作品で 何が描かれるのか? が、よく分からなかった、というのが正直なところだったのではないか。 それは、ファーストがあり、サンシャインがあり、変…

この冬に新型コロナは流行するのか?

まあ、多くの人たちが不思議がっているように、なぜか夏の新型コロナの流行は、9月になって、急速に減少している。そして、興味深いのは、 感染の拡大時の「勾配」と同じような角度で、減少している ということだろう。やはり、こういうのを見せられると、…

中国語の7割が「日本語」の意味

柄谷行人に「日本精神分析」という本があるが、そこで書かれていたのは、日本語におけるカタカナの効用だった。つまり、日本語は、「外部」が、カタカナという形で、共存させることができる言語なんだ、といった話で、つまり、外部が内部に包摂される、とい…

アニメ「Citrus」と「上級国民」

けっこう前だと思うけど、「Citrus」というアニメがあった。これは、漫画の原作があるんだけれど、主人公の声優が竹達彩奈で、1クールで終わってしまった。 原作の漫画は、いったん完結した後、「Citrus+」という名前で、3巻まで発売されているようだ。 こ…

ラブライブスーパースター

今期アニメで「ラブライブ」の新作が、あのNHKで放送されていることは知られている。ちょうど、オリンピックの期間と重なって、何日か休みをはさんでいるが。それが、「ラブライブスーパースター」で、第6話まで進んでいる。 私もあまり、そこまで入れこ…

三枚目の意味

この前、何気なく、アマプラのアニメ「コブラ」の第1話を見たんだけど、まあ、多くの場合、第1話って、よくできているんだよね。 コブラは、ある日、ヴァーチャルリアリティの機械を使って、物語を体験していたとき、なぜか、コブラの見たストーリーは、そ…

ブースター接種は必要か?

この、新型コロナのワクチン接種であるが、世界的に見ると、イスラエルもアメリカも、なかなか7割を超えないんですね。特に、イスラエルが、2回目の接種が、6割で、なかなか行われない(一回目は8割近いのに)。こういったところに、お国柄がでるんだな…

東浩紀先生の「リベラル批判」論法

それにしても、東浩紀先生の「レトリック」は、いつも同じなんだよね。反論されて苦しくなると、言うことが、完全に 二つのパターン に分かれるわけw 憶測を分析と言い直します。いずれにせよ、ぼくは、政府と専門家の関係の分析には興味がないのです。とに…

エラー・カタストロフ

それにしても、今年の東京の夏の新型コロナも、ちょうどお盆くらいを境に、急激に減少していったわけで、まあ、これだけを見れば、去年と同じ挙動をしている、と言いたくなる。 これを「季節性」と言うのは簡単だし、確かになぜ、毎年の普通の風邪が、そうい…

デルタ株

菅首相が事実上の退任を表明したことで、マスコミは次期総理の話題でもちきりだ。 しかし、今週の videonews.com で、神保さんが言っているように、そもそも、自民党は派閥の人数構成で、その権力構造は決定している。これまでの自民党政権を決定してきたの…

自ら「ネオリベ」であることを白状した東浩紀先生

そもそも、「リベラリズム」と言うとき、それを 左翼じゃない と言った途端に、怪しくなるw なぜかと言うと、左翼とは、「平等」を目指す、ということだからだ。つまり、それは「正義」に関係する。対して、「自由」と言ったとき、それは お金持ちはどんど…

科学リテラシーがない知識人

今回の新型コロナに対する、日本の政策は、人々から、さまざまな感想をもたれていると思うが、一つだけはっきりしていることは、 知識人の<無能力> だったんではないか、と思っている。 その第一人者が、東浩紀先生で、彼は、この新型コロナの流行が始まっ…

山口尚「動物機械論へのアンチテーゼ」

先月の、雑誌「現代思想」では、「自由意志」が、特集されている。 そうなると、「なぜ、今、自由意志なのか?」問題が必然的に問われるだろう、と思われるのではないか。その理由として一番に考えられるのは、 木島泰三『自由意志の向こう側』 という本が最…

野戦病院

まず、時系列を確認しておきたい。そもそも、東京都は、この「野戦病院」に対して、終始冷淡であった。東京都が、なんと言っていたのか、を確認しておこう。 「東京都には豊富な医療資源があります。役割分担をして、必要な施設を整備しながら体制をつくって…

「今さら止められない」論者

WW2での日本の敗戦と、今回の新型コロナでの日本の「敗戦」が似ている、という話は、いろいろとされている。しかし、このアナロジーは、こと 天皇 を通して見たときにも、言えるのではないか、と思えてくる。 WW2において、なんで日本がアメリカと戦争…

政府・東京都と「戦う」

私も、昨日、一回目の新型コロナワクチンを打ったのだが(ファイザー)、当日は多少だるい感じはあったが、今は、注射した腕を動かすと多少、その個所が痛い程度だ。回りで聞いてみると、あと何日かで、その痛みも消えるということなので、痛み止めも飲まな…

新型コロナワクチンの今までの経緯

少し、新型コロナワクチンの経緯をまとめておきたい。 この、ファイザー、モデルナのmRNAワクチンであるが、あの、大阪大学の免疫学の宮坂先生も、最初は、「私はワクチンを打たない」と言っていた。しかし、途中で発言を変えた。それは、イギリスやイス…

国民が一枚岩となって、政府と東京都と戦う

この前、このブログでも取り上げた「野戦病院」の件を、さっそく、日本医師会の会長の中川先生が、かなり具体的に、今日の会見で語られている。 大阪2000人超感染 過去最多 吉村知事会見 | 新しい未来のテレビ | ABEMA “緊急事態”拡大 医療逼迫 日本医師会会…

新型コロナの野戦病院を急げ!

それにしても、アフガニスタンにおける、タリバンによる国家転覆が「成功」した、という話があまりにショッキングなわけだけど、日本国内は、新型コロナを巡る紛糾に国民の関心は集中しており、ほとんどこちらへの言及が見られないのは、どういうことなんで…

新型コロナと「喫煙」

ここのところ、長尾クリニックの院長が、二類から五類にすれば、「全て」が解決する、とテレビで語って話題になっている。 このロジックのポイントは、五類にすると同時に、全患者に「イベルメクチン」を投与する、という形になっている。 このイベルメクチ…

新型コロナの出口戦略

ところで、上昌広先生が、8月10日は 去年の夏の感染者のピークの日 だと言っていた。つまり、もしも、いわゆる 季節性 と呼ばれているような、新型コロナに、なんらかの「季節」に従うような周期的なルールがあるなら、ちょうど今くらいから、今年の感染…

今、東京で何が起きているのか?

現在の東京の医療崩壊と呼ばれている現象は、違和感がある。というのは、それが パンデミック における医療とはなんなのか、に答えるものになっていない、という印象があるからだ。 島田さくら:先日、菅総理とか小池さんが、重症者以外は自宅療養で、ていう…

西村秀一『もうだまされない 新型コロナの大誤解』

嗤っちゃうのが、前回「総括」の話をさせてもらったんだけど、あの、京大の宮沢先生が、自らの今までの発言について 総括 をされている動画がある、ってわけ。そして、それを見たら、どうもこの本を紹介している、ということで見てみたわけだ。 宮沢:接触感…

絶対に「総括」をしないイデオローグ

トヨタが東京オリンピックのCMを辞退した話が話題になった。ようするに、このCM騒動は 日本国内の新型コロナ感染者 への配慮を目的として行われていた、ということだ。国内の感染者や感染者の親族がいる人にしてみれば、みんなが守っているルールを破っ…

小山田圭吾と「上級国民」

よく、今回の東京オリンピックとWW2での日本の敗戦が比較されるが、確かに非常によく似ている。 特に、組織委員長の、「ああ言えば上祐」状態の、あまりにもひどいヤクザ並みの説明をだだ流している、この状態を見るに、「これが日本品質か」と、がっかり…

アンフェアな東京オリンピック

東京の新型コロナの、PCR陽性者が3千8百人になり、国の基準で重症者は8百人となっている。そして、多くの入院できずに、自宅待機を強いられている人がいる。 こんな状況で、東京オリンピックが行われているわけだが、海外のマスコミからは、少し違った…

mRNAワクチン

いつもの、金子先生と、児玉先生の対談。 今回は、mRNAワクチンについて、細かく説明されている。 児玉:それで、RNAワクチンとかなんかの場合に、大きな作用になるのは、抗体による液性免疫。これは、ウイルスが入ってきたときに、抗体っていう、血…