2018-01-01から1年間の記事一覧
いろいろと最近は、あわただしく事件が過ぎていくので、最初は少し、それらを振り返るようなことから書き始めてみたい。 豊洲市場移転推進派議員にも黙っていられなかった豊洲の問題臭い、揺れる、穴があくなど「全く臭わない」と言う生田さんの鼻は大丈夫で…
NHKキズナアイ問題のとき、キズナアイのVtuberの女の子の見た目が、「萌え絵」「アニメ絵」と一般に称されるものだったこともあり、そこがフレームアップされ、注目された。 フェミニストたちは、ノーベル賞受賞者にインタビューする彼女たちの「受け身…
(言うまでもないですが、以下はネタバレがたくさんあります。) 映画館で、アニメ版ゴジラの第三部を見てきたが、あまりの「ひどさ」に、あきれてしまった。こんな作品、だれが見に来るんだろう? 私はこの作品について、第一部、第二部の頃から批判的であ…
ここのところ話題の、BTS(防弾少年団)の原爆Tシャツ問題に端を発した、ミュージックステーション出演キャンセル問題は、アニメ関係に詳しい人にとっては、アニメ「二度目の人生を異世界で」問題と非常に似た経緯を辿っていると思われるのではないだろ…
物理学で「ラプラスの悪魔」という言葉がある。ある一瞬の「初期条件」さえ分かれば、この世界のそれ以降に起きる すべて を予言できる。ようするに世界は「決定」されている、というわけである。たとえば、この「初期条件」を宇宙創成の最初に置けば、この…
今期、放送されている深夜のテレビアニメに「ゴブリンスレイヤー」というのがあるが、この、第一話は一部で、少し「話題」になった。というのは、どう見ても レイプ を思わせる表現があったからで、こういったものを アニメ で作り放送するのは「いかがなも…
豊洲市場の開場は、すぐさま、小池ゆり子による 築地のさら地化「攻撃」 によって始められた。つまり、この時点で、小池は本気で、豊洲を開場するやいなや、一気に築地を「さら地」化してやろうと、手ぐすねを引いて待っていた。 ところが、である。 この「…
私が大学で学生をやっていた頃、よく英語の教科書や論文を読むことがあった。そう言うと、英語の本なんて、そうそう読めないんじゃないのか、と身構えるかもしれないが、案外、複雑な文法は使われてなく、だんだんと、むしろ、日本語で書かれているものより…
少し前に、 二重過程理論は「真実」なのか? - martingale & Brownian motion という記事を書いて、 人間の解剖はサルの解剖のための鍵である作者: 吉川浩満出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2018/07/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を…
私は社会学が嫌いだ。いや、それはたんに嫌いなだけでなく「害悪」だと思っている。つまり、これは「科学」なのかが怪しい、と言っているわけである。そして、それは、つい最近も、社会学の大御所が、まったく査定論文を書かない、ピア・レビューを受けない…
ここのところ世間を騒がせている、韓国での徴用工の裁判結果であるが、まあ、さすがに論点が出揃ってきたのではないか。 とりあえず、ここでは3点だけ、確認しておきたい。 まず、最初は、今回の判決でなぜ、このような「金額」になったのか、ということに…
さて。はてブでは、以下の記事が少し炎上しているが: 日本では女性への暴力は少ないと言う調査結果に困惑するフェミニスト ようするに、以下の記事: 日本社会における「女性に対する暴力」は少ないのか? - キリンが逆立ちしたピアス での、小松原氏による…
アニメ「青春ブタ野郎はバニーガールの夢を見ない」は、ラノベ版の第一巻を、第1話、第2話、第3話にまとめた関係で、細かいストーリーが省略されている。 といっても、ここでは別に、このシリーズの概要を追っていきたいわけではなく、たんにこの「青春ブ…
めずらしく、東浩紀先生が、なぜ自分自身が多くの人々から 嫌われるのか? について、自己分析しているツイートをしている: ぼくが少なからぬ読者と軋轢を起こす理由がよくわかった(が、修正はできない、なぜならぼくはぼくでぼくの文化があるから)。 日…
もはや、オタクの世界では「古典」の地位さえ獲得したかの扱いである、アニメ「エヴァンゲリオン」であるが、テレビ放映の90年代から、はるかに時間が経ってしまったわけで、今さら、この作品に言及することには、一つの「ためらい」を感じなくはない。 し…
よく分からないのだが、ブロゴスとかいうポータルサイトは、漫画家の小林よしのりのブログ記事を、掲載しているわけだが、なぜこんなことをしているのだろう? しかも、小林よしのりのブロゴスの記事は、どれも、「支持する」ボタンが30回以上押されていて…
朝日新聞に掲載された、上野千鶴子先生の人生相談が、少し炎上している(とはいっても、有料記事なので、ほとんどの人は本文を読んでいないと思われるので、なんとも迫力不足wであるが)。 母のスマホの位置情報がホテル 高校生の私はどうすれば - Togetter…
この「哲学若手研究者フォーラム」第21号を見ると、最近亡くなった大庭健さんの論文と(というか、よく知らないが、これは、彼が死ぬ前の、ほとんど最後のジャーナリスティックな「論争」なんじゃないか?)、彼の論敵でもあった、永井均さんの論文が載っ…
まあ、あまり、最終話を終えていないアニメについて、なんらかの評価を行うようなことはやりたくはないのだが、それにしても、アニメ「色づく世界の明日から」は、おかしくないだろうか? 見ていると、どうしても、いろいろと違和感が湧いてくる。 琥珀(こ…
そもそも、勉強が「できる」とは、何を言っているのだろう? 一番分かりやすいのは、中間テスト、期末テスト、大学センター試験、予備校が行う大学試験模試、の 成績順位 がそれにあたる、と思われている。では、そこで「問われれいる」ものとはなんだろう?…
今回の、築地市場の「解体」と、豊洲市場への「移転」において、素朴に違和感を感じたことを、まず挙げさせてもらうなら、「豊洲」市場協会なる、いつできたのかも分からない、謎の組織の、伊藤裕康さんという方が、外国人記者クラブで発言をされている。ユ…
そもそもさ。哲学の目的は真理じゃないんじゃないか? その意味は、いわゆる「真理の探究」は 科学 が担うようになっているわけで、つまり、こういった「フォーミュラ」でやれる哲学的な課題は、次々と、それぞれの「科学の分野」として分派してきた歴史があ…
前回も少し書いたが、いわゆる「哲学」がどうのこうのと言っている人たちは、結局のところ 科学 や 数学 をなんだ、と思っているのか、ということが私の考えていることであって、つまり、科学や数学は なぜここまで「成功」しているのか? ということを問う…
安倍総理は、消費税増税を来年10月に行うことを決断した、とのニュースが流れているが、この話は、どうしても、ここのところ話題になっている、ある話題と繋げて考えてみたくなる。 ムニューシン米財務長官は13日、インドネシア・バリ島であった主要20…
さて。築地市場の「移転」から「閉場」、豊洲市場の「開場」というわけですが、この話はどう考えても、 深い闇 が隠れているようにしか思われない。それは、石原都知事の頃から始まり、その頃、東京の「利権集団」にとりいった連中が、政権寄りの姿勢をとる…
私は哲学者の「子どもの頃の思い出話」が大嫌いだ。なぜなら、それがたんに「嘘っぱち」であるだけでなく、害悪だからだ。 よく考えてほしい。その人はもう、「子どもではない」。つまり「証拠」がない。その人は自らそれを「証明できない」ことを述べている…
掲題の本は、ものすごい本である。というのは、物理学者の須藤先生の「つっこみ」が恐しいまでに、徹底的だからだ。そういう意味で、この本は、「科学哲学」が なにをやっているのか? を考えるとき、非常にいい「橋頭堡」となる。 以下では、科学的反実在論…
といっても、この論争に「参戦」したいわけではなくw、素朴に思ったことを書くだけであるが。 まず、vtuberのキズナアイの表面的な見た目が、いわゆる「萌え絵」であったことが、こういったノーベル賞受賞者という パブリック な場所に「ふさわしい」のか、…
はてなブックマークは、一時期、この「はてな村」で起きた凄惨な事件の話題で一杯になった。 中川:「はてな」のヘビーユーザーだった「低能先生」と言われた男による著名ブロガー・Hagex氏の刺殺事件です。犯人は、「はてな」で「死ね」だの「低能」だのと…
以下のトゲッターであるが、どうも日本の社会学という「学会」には、査読論文がなくても大学教授になれる、という話でもりあがっているわけであるが: 社会学者、査読論文出してなくても教授になれるし、招待論文(依頼論文のこと?)があれば査読論文無しで…